第4話 同僚ゲーマーズ ページ5
至side
? たるち、おつ!
至 あぁ、然、おつ〜
仕事がいつもより早く終わり
ゲーム三昧が出来るなと考えていた時、同僚兼ゲーム仲間の賀谷木然が声をかけてきた
至 朝からずっと思ってたけど、今日は随分気分良さげだな
何かいい事でもあった?
然 あぁ、今日イタリアから従妹が家に下宿しに来るんだよ
至 へぇ、イタリアってことはイタリア人?
然 いんや、日本人。
ひま…そいつの父親の仕事事情でイタリアに住んでたんだよ
至 なる
然 もう妹みたいに可愛くてさ、目に入れても確実に痛くない
至 どんだけだよw
然 そんぐらい可愛いんだよw
至 お前がそこまで言うって、結構気になるな
然 嫁にはやらねぇからな!
至 誰が貰うかww
そして、気づくと既にビロードウェイ
思ったよりも時間が経つのが早い
至 で、どんな子?その従妹
然 元気の塊で向日葵が大好き
大好きすぎて季節関係なく年がら年中向日葵身につけてる笑
至 それってどん──っと、ん?
その時、俺の方に向かってキャプチャーハットが飛んできた
俺はそれを難なく受け止める
至 …向日葵
そのキャプチャーハットには大きな向日葵が付いていた
然 おお、向日葵!
もしかしたら持ち主従妹かもなw
至 まさかなww
この帽子は途中で交番に届けるとして
俺達はまた帰路を歩き出した
〜〜〜〜〜
数分後
然 で、そんな所も可愛いんだよ〜
至 お前シスコン過ぎ…ん?
その時、俺の眼中に見覚えのあるメンツと見知らぬ女の子がいた
然 ?、どしたたるち
然も俺の目線の先を追う
然 あぁ!!
至 !、急にどうし─((然 妃葵!!!
すると、その声に気づいたのか
先程俺が言っていた皆が一斉にこっちを振り向いた
すると、見知らぬ女の子が「お兄!」と言ってこちらにかけてきた
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作者名:結音 x他1人 | 作成日時:2017年8月15日 11時