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守られた ページ11

『正直、美咲ちゃんが誰かって分かってないんだけど…理由が意味不すぎる、まず何故あなたが仕返しするの?』

「そりゃあ、美咲ちゃんは俺達が守らなきゃダメなんだよ、こんなことされて黙ってるわけないだろ」

お前は、美咲ちゃんの親かなにかか
余計なお世話だと思うんですけど

『いや、多分余計なお世話だよ、そもそも泣いただけで騒ぎすぎ、このゴリラが』

「あぁ?」

やっべ、口が滑った
私がゴリラと言った瞬間、その男子のリーダー格みたいなやつが私の元まで近づいてきた

「俺を怒らしたら怖いぞ?転校生が、イキってんじゃねぇよ」

バシッ

ごつごつした手で殴られた
その勢いで私は座り込んでしまった

「口は達者なのに、体は大したことねぇな、お前」

あ?なんや殺すぞ…?
って言いたかったけど、結局殺せもしないし、何よりお口が痛いし…あらヤダ…血が出てる…

顔を上げたら、また、拳を構えてるので、とりあえず目をつぶったら

「それ以上手、出してみろ、どうなるか知らねぇぞ」

と、誰…?と疑うような、声の低い声が聞こえた
この声は…低いけれど、さとみくん?
顔を上げると私の前にさとみくんがいた

「なんだよ、お前…!」

「女子に手出すとか最低だな、お前」

「お前…今まで女子に手出しても何も言ってこなかったろ…!」

「それとこれとは話が違ぇんだよ」

少しした後、相手は、諦めたのか、少し後ずさって

「覚えてろよてめぇ」

と、席に着いて行った、周りの奴らは何もなかったかのように、私たちから視線を逸らした、とりあえず騒ぎは収まった…?
そう思うと、さとみくんは振り返って、しゃがみ、私の顔を確認すると顔を歪めた

「Aちゃん、保健室行くよ」

『え?』

さとみくんは、そのまま座り込んでいた私を起き上がらせて、無理やり保健室に連れていった

キーンコーンカーンコーン

『さ、さとみくん、チャイム…』

「いいから」

と、言って保健室に連れていかれた
先生はびっくりしたけど、私の頬を見て、顔を歪めて、すぐに応急処置してくれた

「あんた、怪我しやすいのねぇ…こんなに可愛いのに、台無しやで?」

『可愛くないですし』

「可愛いやろ、少なくともあいつに気に入られとるやろうし」

『あいつ?』

「あいつやあいつ、あんたを連れてきた人」

と、さとみくんの方を指す
いや、そんな訳…

「あいつ、実は昔女嫌いで有名だったんよ」

え…

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あんな/ヨゾラ。(プロフ) - ベジタリアンマジ草。初めて見たとき吹きましたw センスの塊w (2020年6月16日 12時) (レス) id: 0fbbe5f873 (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - 音兎さん» コメントありがとうございます!続編、祝って頂きありがとうございます!そうですね(暗黒微笑) (2019年12月27日 1時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
音兎 - 続編おめえぇぇぇ((殴 三葉マジでしばき倒したいわぁ(黒笑) (2019年12月16日 21時) (レス) id: 7e3a6520ef (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - わたぐもちゃん@推しが尊い連盟さん» コメントありがとうございます!全然、大歓迎です!とっても嬉しいです!今頃、どうしてますかねぇ( ¯▽¯ ) (2019年12月15日 21時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - りぃ@天使様さん» コメントありがとうございます!ぜんぜんいいですよ!捌いちゃってください! (2019年12月15日 21時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なつっと | 作成日時:2019年8月22日 2時

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