いちごたちと転校生2【すとぷり】

zero ページ28

受付で、今後のことについて話された、どうやら定期的に病院に通い完治までの、怪我の経過を見なければならないらしい、必ず完治するとは言われたけれど、めんどっちいな

｢それと、移動に必要な車椅子を貸し出し致しますので、こちらを｣

と、なんか領収証？みたいなものを貰った
oh......そこには、車椅子貸し出し料金が…
金とんのかい！ならいらんわ！
と、1人ながら怒ってると

｢そんな怒んないでよ…wまぁ、ちょっと貸して｣

おう、よく分かったな､そのまま、領収証をとられて、さとみくんは、受付内に入った
なんかの作業をしていると、受付にいたナースが、さとみくんのことを正気か！？みたいな目で見ていた。

｢もしかして、料金０にしとくれとんのやない？｣

『いや、そりゃないでしょ』

｢『アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ』｣

と、ジェルくんとふざけて、笑っていると

｢ほらよ｣

と、渡された領収証を見ると、料金のところは、修正されて、0になっていて、ついでに、さとみくんのサインがあった
領収証の下には、さとみくんに会う券が、3枚ついており、どんな時でもさとみくんを呼び出せるよ！というメッセージがあった

『まじ？』

｢あの、驚きながら、さとみくんと会う券破ろうとしないでくれない？俺のサービスなんだけど｣

『いらんわ』

｢てか、さとみくんまじなん？こんなことしたら首へしおれるやろ｣

『え、なにそれ、怖い』

｢別にいいよ、バレなきゃなんの問題もないし｣

バレなきゃ犯罪じゃないんだよ！
とは、思うけど、これバレないやつなの？
え、明日あって、首へし折れてるの見るの嫌なんだけど

｢大丈夫だって、俺のサービス｣

『あ、ありがとうね…あ、あの、本当に聞くけど本当に大丈夫？』

｢なにw本当に聞くってw別にいいよ｣

｢で、でも、これに気付かれたらさとみ様は…｣

と、ナースが言っている
さとみ様は…？てか、様付けなの？

｢別にいい、てか、それが目的でもあるし、後、それ以上喋んな｣

こっわ、もしかして、さとみくんここの人たちには冷たいの？
誰にも、優しいイメージあったから、なんか意外だわ

その後、その、領収証とさとみくんと会う券を持って、ジェル先輩に押されて、帰った
本当は、家が逆方向だし、車椅子だと1人で帰れるから、ジェル先輩とここで別れたかったけど
ジェル先輩の顔を見ると、そういう気も失せた

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