意識 ページ16
やぁん、汚れちゃうとか気にしてる場合じゃなくて、まじで脳が危険信号出してる
「これだけで終わるとか考えないでね?あんたは、私達の秘密を握ってるんだから」
私は、花壇から引っ張りだされ、レンガの地面に放り出される
レンガ痛い!まじで洒落にならないほど痛い!誰よ!レンガにしたの!
「そっちは頼んだわよ」
「ラジャー!ほらほら、とっとと行くぞ」
「や、やめてください…」
あのクソチビが藤井を連れて、どっかに行った
残るのは、私と隊長…やだん…二人っきり?
『くっ…!』
なんと、隊長は足を蹴ってきた…!ほんと、足はだめ…まじで…
「ムカつくのよ…あんたが来てから、私は思い通りにいかない…!」
「私の方がジェルくんのこと好きなのに!私が何年ジェルくんが好きだと思ってんの!?小学校の時からずっとよ!彼に恋して、私はずっと彼の行く学校についていった!」
あ、意外と長いのね…
『いっ…!』
話しながら蹴らないでくれるかなぁ…!
「なのに!ジェルくんは私の想いに気づいてくれない…!ジェルくんに恋するやつが増える度、私はそいつらを苦しめて転校させた!」
「なのに…なんでジェルくんは私に見向きもしてくれないの…?あなたと私の仲を邪魔するやつは全部いなくなったのに…」
すると、段々と彼女の目に光がなくなった
え…何も…怖い怖い怖い…
随分こじらせてるよ…?こいつ
「ねぇ、教えてよ?ねぇ、貴方なら分かるでしょ!ねぇねぇねぇ!」
と、私の右腕を掴み、雑巾絞りにした
『ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙…痛い痛い…!』
ほんとに、これ以上やったら外れるんじゃないかくらい、絞られて、その痛さに涙が出た
「痛いよねぇ…?苦しいよね…?それは私も一緒よ」
そういった途端、急に腕を離し、私は、地面にドサッと倒れた
「ああ、そうね…まだ居たわ…あと一人」
そうすると、私の髪の毛をまた引っ張って、彼女は私と目が合うようにしゃがんだ
真っ黒で、光がない目を直接見たため
SAN値チェックです
「あんたさえいなくなれば、私は、ジェルくんとはれて1つになれるわ…」
「あんたさえいなくなれば!」
そう言って、彼女は私の顔を殴った
何度も
ここで、私は、人生で初意識が飛びました
意識が飛ぶってこんな感じなんだなぁ…
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
怖い感じを目指したんだけど、全然怖くないね…
悪役って難しい…
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若草。(プロフ) - 夢主が点数つけてるの吹いたw (2021年3月2日 7時) (レス) id: 0df262be83 (このIDを非表示/違反報告)
視界に入れたくないデブス - 暇だから見返してたけど桜ちゃんこの時嫉妬してたって考えると可愛いな (2020年8月30日 0時) (レス) id: cf4c489396 (このIDを非表示/違反報告)
リト - 僕夢主ちゃんの親好き (2020年6月4日 14時) (レス) id: 4f04e6fdf8 (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - ひなさん» コメントありがとうございます!何でしょうかね、私もそこ好きですw (2019年8月22日 2時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - (※検査、足の検査、とっても重要)のリズム感(???)がとっても好きw (2019年8月18日 8時) (レス) id: d3c7fcbda1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なつっと | 作成日時:2019年7月14日 1時