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デート ページ24

「そういうキャラだったんだ…うん、あの…いいと思うよ…?」

『違うから!あんなキャラじゃないの!あれは、言われるがままに…!』

「いいよ、俺どんなAちゃんでも受け入れるよ…」

『誤解なの!あれは偽りなの!本当の私じゃないの!』

最悪だ…ついノリにのってしまった…
知り合いのこと考えてなかった…
あー、もう生きていけない…恥ずかしすぎる…
恋人のフリなんかするんじゃなかった…

未だに、私のことを心配した目で見るさとみくんの視線を感じながら、顔を両手で抑えていた


その後、いちいち私に向けて心配の目線を向けてくる、さとみくんに、参りながらも約束の放課後になった

「マイハニー…迎えに来たよ」

『もう、そのノリやめよ』

「えー、なんで?」

『心臓が何個あっても足りない…』

と言うと、いつも通りのジェル先輩になった、と言ってもまだそんなに会ってないけど

「とりあえず、デートどこ行くん?」

『どこでもいいけど…』

「じゃあ、駅前のクレープ行かへん?」

『えー、ありがちじゃん』

「ええやん」

『いいけど』

私が了承すると、ジェル先輩は急に私の手を取った

『あっ、ちょ』

そうすると、ジェル先輩は私の指と、ジェル先輩の指を絡めて恋人繋ぎをした。

『え、あの…』

「?恋人ってこういうもんやろ?」

と、ジェル先輩は涼しい顔で恋人繋ぎをするもんだから、何だか真っ赤な私が馬鹿らしく思えてくる

『こ、こういうのって慣れてるんですか…?』

「んー…慣れてるっていうか、別に恥ずかしがることでもないって言うか?」

『えー…』

私には、とても考えられなかった、なんか余裕なジェル先輩がすっごく悔しかった


そのまま、恋人繋ぎで駅前のクレープ屋まで行った。私としては、くっそ恥ずかしかったし、顔の熱も引かなかったけど、なんか余裕そうなのが悔しいのでそのままにしといた。

「Aちゃん、何食べたい?」

『えっと、あの、いちごのやつ食べたいです』

「おっけー、買ってくるからそこで待っててな」

『え、お、お金は?』

「こういうのって、彼氏が払うもんじゃないん?」

『いや、そんなこだわらなくても…』

「まぁ、俺的に女の子に払わせるのも、あれやし、俺れが払うで」

『ありがとうございます…』

「じゃあ、買いにいってくるな」

と、ジェル先輩は、買いに行った。
その間、私は、ベンチに座ってた
もしかしたら、私ナンパされたり…

「ただいまー」

しませんでした

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こんこん - 大好き、愛してる、いろんなとこで吹いた、これ読むの二回目で飽きない、、、。 (2022年8月4日 14時) (レス) @page19 id: 0464914362 (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ - ころんくんのキャラ、、 (2020年8月19日 13時) (レス) id: bbb263e4a6 (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - キツネさん» ありがとございます!楽しんで読めるような作品になるよう頑張ります! (2019年7月14日 15時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
キツネ(プロフ) - うへへ← 続編も見ます! (2019年7月14日 7時) (レス) id: 91423e107c (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - クリンさん» リクエストありがとうございます!了解しました! (2019年6月12日 19時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なつっと | 作成日時:2019年5月8日 16時

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