〈 45 〉 ページ45
…
今度こそ目が合った。
お互いに逸らさない。
｢僕の方が年上なのに情けないな〜…。
しかもそうちゃんに嫉妬とか、子供じゃんね。｣
｢え…いや、いぶくんは別にそんな…。｣
急に弱々しくなってしまったいぶくんに驚いて、否定するとゆっくりと首を横に振った。
思わず口を噤むと、いぶくんは小さく息を吐いた。
｢詳しい説明は省くけど、あれはそうくんが付けたってすぐにわかったんだよね。
最初は驚いただけだったんだけど…Aさんって僕のことをすごく良く思っててくれてたじゃん。
だから次第に疑問になっちゃったんだよね。なんでそうくんがいるのにって。
そこからはもう無駄に考えすぎちゃって、LINE返す余裕もなかった。
それで某人物に相談に行って…Aさんのこと好きなんだなぁって自覚した。
その結果、嫉妬に狂って知らない自分に出会いましたとさ…。
連絡返してなくてほんとごめん。｣
今度は僕が首を横に振った。
いぶくんの気持ちも痛いほどわかるから。
痛いほどわかるし、自分の胸も痛い。
こんな感覚は初めてだ。
好きな人が他の人のもとへ行くのは辛いけど、そこが大切な人ならまぁいっか。
｢今からAと会ってきなよ。連絡するから。｣
｢え…今？｣
｢うん、Aもきっと気が気でないだろうし、早い方がいいでしょ。えーと…｣
｢ちょ、ちょっと待って！｣
いぶくんがあまりにも拒むから、手を止めた。
珍しいな、こういう時すぐいぶくん行動に移すのに。
｢どしたの？｣
素直に聞くと、いぶくんは少し気まずそうな顔をした。
｢いや…さっきも言った通り、僕人生で初めて嫉妬に狂ったんだよ？｣
｢うん。それがどうかしたの？｣
｢だから…気持ちの整理がついてないこんな状態で会いに行ったらきっと＿＿＿＿＿＿｣
僕はニヤリと笑った。
…
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sun(プロフ) - ゆきのさん» ゆきのさんありがとうございます〜！男いぶくんかっこいいですよね…(自分で書いておいて)いぶくんとのラブラブですね、了解です(´ー`＊)頑張ります！ (2018年8月26日 9時) (
レス) id: 2b179db437 (このIDを非表示/違反報告)
sun(プロフ) - らお。さん» リクエストいただければ書きますよ！！！笑 (2018年8月26日 9時) (レス) id: 2b179db437 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきの(プロフ) - あと良ければ、いぶくんとのラブラブをみたいです！勿論このベッドの続きでもいいですよ（は？）なんかお家デートしてるようなとこをみたいです〜！お暇がある時に是非！（；＿；） (2018年8月24日 23時) (レス) id: 535a1c3644 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきの(プロフ) - 待ってください、最後のいぶくんかっこよすぎませんか！？もう好きです、、！あと完結おめでとうございます！次の作品もすごく楽しみです！応援してます（；＿；） (2018年8月24日 23時) (レス) id: 535a1c3644 (このIDを非表示/違反報告)
らお。(プロフ) - sunさん» ふぁっ....！？え、嘘ですよね...え、続けるためだって言ってください！！ねぇ！！() (2018年8月24日 20時) (レス) id: 83d4f0d0f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sun | 作成日時：2018年5月13日 19時
