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…




想像以上にダメージをくらっている気がする。
いつも恋愛関係で、振られることとかには慣れているつもりだったけど。




＿＿＿＿＿＿そうくんと付き合ってるのに？




一体どうなったらその考えに行き着くのか。
これは一人じゃ解決出来ない。
当事者に聞くか。


って私も当事者か。




…




｢あ、いた。｣

｢ん、Aじゃん。｣




よくこのだだっ広いキャンパスで偶然そうくんと会えるよなーと思うけど、タイミング良いから気にしない。




｢あのさ、昨日いぶさんに会ったんだけど。｣

｢え、マジ？どこで？｣

｢途中駅にあるカフェで見つけた。それで突撃したんだけど…。｣

｢…なんて？｣




そうくんが怯えた表情で私を見るから、こっちも言うのに臆してしまう。




｢どうやら私とそうくんが付き合ってるって思ってるらしい。｣

｢…は？｣




なんとも間抜けな声。
でもそのリアクションが正しいと思う。




｢え、ちょっと…なんでだ…？｣

｢私が最後に会ったの、浦田先輩の家に泊まって次の日のバイトなんだけど…、｣

｢え？｣




そうくんの動きが止まった。
な、なんだ？




｢…まじかぁ…あー…。｣

｢ちょっと、なに？なんかわかったの？｣

｢いや…ちょっといぶくんに連絡する。Aは何もしなくていいよ。｣




スマホを出して、じゃあねと早足で去っていってしまった。
私の周りには何か教えてくれる人がいないのか！！！




…

もしかしたらPart2にいきそうな…でもできるだけこの章(？)で完結させたいので頑張ります笑



いぶくん！勘違いしないでー！

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