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髪の毛を結ぼうと、手でまとめたらなっちろさんが時が止まったように動かなくなるから驚いた。




「え、どうしたんですか?」

「そ、それ…どうしたの?」

「はい?」




震える手で私の首辺りを指さす。
なんかあったっけ?


スマホを鏡代わりに見てみると、虫刺されっぽく赤くなっていた。
でも虫に刺された記憶はないし…あ、もしかして。




「昨日課題やるために先輩の家に泊まったんですけど、先輩たちが買い出し行ってる間にそうくんが寝ぼけてお酒飲んじゃってですね…、」

「…うん。」

「それでお酒で酔っ払ったのか私に乗りかかってですね〜なんか首がチクリとしたのでその時そうくんに噛まれてつけられたんだと思いますよ!」




そう言えばあの時痛みがあった。
甘噛みっていうのかな。酔っ払うと何するかわからないもんだね。

と、なっちろさんが大きなため息をついた。





「あのね…髪の毛は結ばない方がいいよ。」

「え、そうですか?」

「とりあえずそのままでいいから、気をつけて!」

「はぁ…。」




そう言って、奥に入っていった。
なぜか念を押され首を傾げていると、後から声がした。




「あの…、」

「…あ、いぶさん!」




パッと振り返るといぶさんが立っていた。
なっちろさんと話してて気づかなかった。




「来てくれたんですね!嬉しいです〜。」

「お久しぶりですね。」

「そうですね、課題終わるまで来てなかったので。」

「あ、そうくんも言ってたな。お疲れ様で…」




久しぶりにいぶさんに会えたことが嬉しくて、テンション上がって話していると急にいぶさんの声が途切れた。
まるでさっきのなっちろさんみたいに。




「あれ、どうしました?あ!その前に席案内します…」

「いや!今日は…テイクアウトで…。」

「え、テイクアウトですか?」

「あ、えっと…そんな気分なので。
アイスコーヒーお願いします。」




まるで最速するように早口でそう言った。





「…?そんな日もありますよね、わかりました!」




なんで、目見てくれないんだろう。




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sun(プロフ) - ゆきのさん» ゆきのさんありがとうございます〜!男いぶくんかっこいいですよね…(自分で書いておいて)いぶくんとのラブラブですね、了解です(´ー`*)頑張ります! (2018年8月26日 9時) (レス) id: 2b179db437 (このIDを非表示/違反報告)
sun(プロフ) - らお。さん» リクエストいただければ書きますよ!!!笑 (2018年8月26日 9時) (レス) id: 2b179db437 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきの(プロフ) - あと良ければ、いぶくんとのラブラブをみたいです!勿論このベッドの続きでもいいですよ(は?)なんかお家デートしてるようなとこをみたいです〜!お暇がある時に是非!(;_;) (2018年8月24日 23時) (レス) id: 535a1c3644 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきの(プロフ) - 待ってください、最後のいぶくんかっこよすぎませんか!?もう好きです、、!あと完結おめでとうございます!次の作品もすごく楽しみです!応援してます(;_;) (2018年8月24日 23時) (レス) id: 535a1c3644 (このIDを非表示/違反報告)
らお。(プロフ) - sunさん» ふぁっ....!?え、嘘ですよね...え、続けるためだって言ってください!!ねぇ!!() (2018年8月24日 20時) (レス) id: 83d4f0d0f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sun | 作成日時:2018年5月13日 19時

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