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…




休みも終わり、大学が始まる…けどなんでこういう時に限って私授業めっちゃ入れてるの…。

これでも真面目な私はせっかく同じ学費を払うならたくさん受けた方がいい、という考えなので少しでも興味を持った授業は取った。


が、今はそんな自分を恨む。
課題が進まないじゃないか！！！
ほかのみんなはそこそこ取ってるけど私ほどではないため、今も多分課題をやっている。



なんと4限までみっちり入ってる私は、このあと合流しなければならない。




｢Aこのあとは？｣

｢今日4限まであります…。｣




今日は1限だけらしいそうくんが隣に座っている。
この授業が終わったら浦田先輩と坂田先輩のとこに行くらしい。




｢うわ…大変だろうけどまぁ頑張れ。｣

｢も〜辛すぎる…。｣




そんなこんなで授業が始まり、半ばウトウトしながら90分耐えて終わった。




｢じゃあ俺行くからね〜。｣

｢あ〜そうく〜ん。｣




立ち上がったそうくんの腕を掴む。
すると、そうくんはそっぽを向いてリュックの中をガサゴソした。




｢これあげるから！頑張りなさい！こういうこともしない！｣




口調はなんかお母さんみたいだけど、優しく私の手を解いて美味しそうなクッキーをくれた。




｢ありがとうそうくん好き。｣

｢そういうことも軽々しく言うのやめろ。じゃあね。｣




終始荒々しく喋って颯爽と歩いて行った。




…

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