キャプテンジャック･スパロウ ページ3
海に落ちる音が聞こえる。
そう。エリザベスがフラつき海に落ちてしまったのだ。
ノ「エリザベス!?」
ノリントンと兵達が急いで港に向かう。
その後はAはゆっくりとついて行く。どうやらなにか警戒している様に見える。
ノリントン達が港に着くと、とある男が海からエリザベスを引き上げていた。
Aも到着すると。Aが少し驚いた様子をみせる。
どうやらあの男に見覚えがおるようだ。
エリザベスも無事呼吸を取り戻すと、ノリントンが男に向けて剣をむける。するとその場の兵全員が銃を男へむける。
エリザベスは焦った様子で、剣を下ろす様にする。
エ「お父様。提督閣下!!!この方は私の命の恩人なのですよ!?そんな人を…」
エリザベスは男を庇う。
A「まぁ、助けてすぐ銃を向けるのは良くないな。」
Aもノリントンに対しそう言う。
さすがに、2人から言われると逆らえないのか、兵達に銃を下ろすように命令をする。そして、ノリントン自身も剣を下ろす。
ノ「どうやら…君に感謝するべきようだね。」
男を睨みながらそう告げる。
ノリントンが握手を求め。右手を出すと。渋々という様子で男が手を握る。
するとノリントンは男の袖をめくり、Pという焼印とともに、雀の刺青をみつける。
ノ「おや。これはこれは伝説の海賊。ジャック･スパロウだったか。」
ジ「キャプテン。ジャック･スパロウと呼んでくれ。」
キャプテンを強調する。だが彼には船がないためキャプテンとは言い難い。
兵士がジャックの持ち物をチェックする。
持ち物は、北を指さないコンパスに、弾が1発入った、銃のみだった。
ノ「…最低な海賊だな。」
ジ「だけども、噂は知ってる。そうだろ？」
エ「提督閣下!たとえ海賊だとしても、彼は私の恩人なのです！」
再びエリザベスがジャックを庇う。
今回はAは何も言わない。さらに今度は、海賊。しかもジャック･スパロウと分かってしまったため。ジャックに手錠が付けられる。
ジ「…それじゃあ仕方ない。」
ジャックはAの首に手錠の鎖を押し付ける。
兵達が一斉に銃をジャックに向ける。
総督「ダメだ!!打つんじゃない!!」
咄嗟にスワン総督が叫ぶ。
下手に打ったらAに当たってしまうからだ。
ノリントン提督も兵達に塾を下ろすよう命令する。
ジ「俺の持ち物を返してもらうか。」
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作者名：エビチリ | 作成日時：2023年2月17日 22時
