悪魔と呼ばれた男【男主】 (ページ6)

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組み分けページ6

僕の存在に気がついたのかハリーが声をかけてくる。

ハリー「あ、あの時のだよね。」

A「あぁ。そうだよ、ハリー。Aだ。」

そう言い。ハリーが何か言おうとした時。女の人が出てきて話し出した。名前はマクゴナガルというらしい。そして、寮の説明をして、中に入るよう指示する。

僕は、ドラコに手を引っ張られたのでハリーとは別に中へ入った。

中の天井はものすごく綺麗だった。星空が広がっていたのだ。

そして、組み分けの儀式が始まると思いきや組み分け帽子が歌い出した。歌い終わり順番に名前が呼ばれ始める。やっと組み分けの儀式が始まったのだ。

先に名前を呼ばれたハリー、ドラコ、ロンはハリー、ロンがグリフィンドール。ドラコはスリザリンになった。

そして、僕の番がやってきた。

マ「A･グリンデルバルト」

全部の寮席がざわめきだす。Aはそんなの聞こえないかのように堂々と帽子へと歩き出す。その姿にほとんどの人物が見惚れただろう。なにしろゲラートの孫だ彼もまた美形であったため。Aの顔にも若き頃のゲラートの顔が少しばかりチラつく。

椅子に座ると帽子が被せられる。

「ふーむ。これはこれは、闇の魔法使いの孫だな？」

A「あぁ。」

「君は…なんと!!」

組み分け帽子は黙り込む。僕の野望の性だろう。

「本気なのかね？」

A「あぁ。本気だとも。あの子のためにも僕はこれを成し遂げる。」

「その野望とその狡猾さ…」

「スリザリン!!」

スリザリンの机から巻き起こる拍手や歓声。他の机からも拍手の音が聞こえる。

案外すぐに寮が決まり、スリザリンの机へと向かい、席を探すとドラコがこちらに手を振っているのが見えた。近づくき彼の隣に座る。

ド「やぁ、君とおなじ寮で嬉しいよ。改めて。僕はドラコ･マルフォイよろしく。」

A「僕も君と同じで嬉しいよ。これからよろしく、僕はA･グリンデルバルドだ。」

ドラコと改めて挨拶を交わし、握手をする。