悪魔と呼ばれた男【男主】 (ページ3)

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初めまして。ページ3

マダム･マルキンの店へと向かい、入店すると、そこには黒髪メガネの少年と綺麗なブロンドヘアが特徴の少年が話していた。

Aは、黒髪メガネの少年の隣に立たされる。

「やぁ。君もホグワーツに？」

黒髪メガネの少年が話しかけてくる。

A「あぁ。そうだよ。君もかい？」

「うん!!僕はハリー･ポッター!!君は？」

ハリー･ポッター…。あぁ、あの「生き残った男の子」として有名な子か。…仲良くなって損は無さそうだ。

A「A･グリンデルバルトだ。よろしくね、ハリー。」

苗字を伏せようか迷ったが。彼はマグル育ち、別に構わないだろう。ハリーの隣のブロンドヘアの子は恐らくマルフォイ家の子だな。なら、別に構わないだろう。

「なっ!!まさかここでお目にかかれるとは。」

マルフォイ家の子が声を上げる。それと同時にハリーの採寸が終わったようで台から降りる。

ハリー「じゃあね!!また、ホグワーツで!!」

A「あぁ。」

そう返事する。

「僕は、マルフォイ。ドラコ･マルフォイだ。よろしく。」

A「よろしく。さっきも言ったけど、A･グリンデルバルトだ。」

ドラコ「君、どの寮に入るんだ？僕は、やっぱりスリザリンだな。それ以外ありえない。」

A「確かに、君の家は代々スリザリンだからね。僕もスリザリンかな。君と同じ寮がいいや。」

そう微笑みかける。すると、ドラコも採寸が終わり、じゃあな。と言われ店を出ていった。1人になり、これからのことを考える。

僕は、ホグワーツで使命を果たす。きっと、誰もがそれを否定するだろう。蔑むだろう。でも、いつか誰かがこれをしなければならない。ならば、僕がしよう。僕が、この重荷を背負おうじゃないか。

そのためにはヴォルデモートは邪魔だ。ものすごく、ヴォルデモートのせいで今魔法界はめちゃくちゃだ。政治家は彼を恐れている。死んでいる、消えたなど言っている癖に心のどこかでは彼が復活するのでは、もしかしたらまだ生きているのでは、と怯えている。なんとも哀れなのだろうか。

大変邪魔な存在ではあるが、僕では奴は殺せない。いや、殺してはいけないのだ。ハリー･ポッターでなければならない。これを成し遂げ英雄と呼ばれるのは。

さぁ、これから忙しくなる。