悪魔と呼ばれた男【男主】 (ページ2)

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杖ページ2

とある日の朝。

ふくろうが手紙をもって寝室へやってくる。

「やっと、時がきたのか。」

ありがとう、そうふくろうに告げて手紙を開く。手紙はホグワーツ魔法魔術学校への入学の手紙であった。

「明日にでも買いに行こうかな。今日は別の準備をしなくては。」

そう言い。少年は寝室から部屋の奥へと行った。

次の日。

少年は1人でダイアゴン横丁へと来ていた。

まずは、杖かな。

そして、オリバンダーの店へと足を運ぶ。

オ「おやおや、これはこれは。A･グリンデルバルド様では御座いませんか。」

A「貴方は、僕を恐れないのですか？」

オ「もちろんです。…貴方はきっと歴史に名を残す人物となりますよ。」

不思議だ。でも、心地が良くて久しぶりな感覚。

オ「ふむ。ではこちらは如何でしょう。桜の木、不死鳥の羽根、32cm。」

そう言われ、杖を渡される。

杖を振ると暴風がおこる。

A「おっと、すみません。」

オ「いえいえ、いつものことですから。」

そう言い杖をとるとまた店の奥へと消えていった。

オ「…こちらは如何でしょうか。貴方のひいおじぃ様と同じ素材です。アカシアの木、セストラルの尾の毛、36cm。」

杖を渡される。

杖を振ると今度は暖かい風が吹く。

オ「おぉ!!これは珍しい。アカシアの木に選ばれる人は少ないのです。」

A「そう…。これからよろしくね。」

杖に問いかけ。料金を渡して店を出る。…次はローブだな。