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翌朝、朝日の眩しさに目を覚まして
服を着替えた頃だった


「「コンコンッ」」



 「はいっ」

セ「おはよう、朝ごはん食べられそう?」


 「大丈夫、今そっち行くね」


「「ガチャッ」」

 「おはよう、センラさん」

セ「おはよ、今の時間やと他の3人も居るけど大丈夫?」


 「ぁ、」


セ「冷たそうに見えるけど取って食われたりしないから。

  屋敷の中でばったり会うよりはええかなって思うんやけど…」

 「うん...確かにそうだね、」


セ「大丈夫やで、守るから。」


 「っ、うん!」


廊下にはたくさんの大きな窓がある

お屋敷、というような具合の装飾だ。


厚みのある赤い絨毯がひいてある
長い廊下を歩いてその先に大きな扉が見える。


セ「大丈夫?」

 「うん」


「「ガチャッ」」


?「あ、人間ちゃんや」

?「…。」

?「はよ」


 「、っ」



セ「自己紹介したげて?」


?「うらたぬき、」

一番最初にあった人だ

...少し怖い


?「あぁ、志麻、」

私の手を握ってここまで連れてきた人

顔がすごく整ってる。
涙ボクロが印象的、


?「俺、坂田〜、よろしくな?」

昨日話しかけてきた人、

きっと明るい人なんだろうな。


セ「A、」


 「ぁ、Aです、」

セ「じゃあ食べよか」


テーブルの中心、一番離れた所にうらたぬきさん、
私の目の前に坂田さん、斜め向かいに志麻さん
隣にセンラさん。

きっとセンラさんが私のことを考えて
話しにくそうな二人を遠ざけてくれたんだろう


センラさんは気が使える人だから。


テーブルに並ぶのはパンやジャム、スコーン。

目玉焼きやベーコンもある。


それらをじっと見つめていると、


坂「俺らも普通に飯食うで?」

セ「お腹減ったら普通のご飯食べるよ、
  俺食べてたやろ?」


 「、うん、」



たくさんの美味しい朝食を前にしても
手はあまり進まなかった。

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ちょこ - 更新が止まってます!戻ってきてください!続き楽しみに待ってます!(´;ω;`) (2022年3月9日 1時) (レス) @page26 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:う さ ぎ 。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php  
作成日時:2020年10月30日 1時

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