.1 ページ1
玲於「ふぁ…ぁ」
大学に入学して1週間
律「玲於!おはよ!」
玲於「おー、おはよー。ふぁ」
律「眠そうだね」
玲於「うん、まだこの生活に慣れない」
律「早く慣れるように頑張らないと!」
この、無駄にキラキラした笑顔を振りまくのが
小学生の頃からずっと一緒にいる北村律
玲於「一人暮らしってこんなにめんどくさいと思わなかった」
律「料理も洗濯も全部自分だもんね」
玲於「そうそう。んーっ」
腕を伸ばし、背伸びをすると誰かにぶつかってしまった
玲於「あ、すいません」
貴女「……」
その子はペコッと頭を下げると、すぐ隣にいた男に紙に何かを書いて伝えた
??「ごめんね、ぶつかっちゃって!」
玲於「いえ、こちらこそ」
女の子はもう一度深々と頭を下げた
??「じゃ!」
玲於「何?あの子」
律「声が出ない子がいるって聞いた事あるけど、あの子のことかな?」
玲於「声が?」
律「そう。昔、目の前で両親が事故にあって亡くなったんだって。それでおばあちゃん家に住むことになったけど、すぐにおばあちゃんも亡くなったみたいで」
玲於「それで?」
律「前はちゃんと声は出てたんだって。でも、ショックでそのまま声が出なくなったって」
玲於「なんでそんなこと知ってんの?」
律「俺の情報網やばいよ?」
玲於「こわ」
律「あの子の隣にいた無駄にイケメンなのが、1つ年上の長井永久!いつも一緒にいるらしい!」
玲於「へぇー」
律「永久さん、めちゃくちゃモテてるけどあの子以外の女の子眼中に無いらしいよ!」
玲於「ふぅーん」
律「ちなみに、あの子の名前が朝乃A!」
玲於「あ、何か落としていってる」
足元に落ちていたのはスケジュール帳だった
えっと、名前は…
玲於「あ、朝乃Aって書いてある」
律「ほんとだ。届けてあげないと」
玲於「そうだな」
朝乃Aか…
にしても、隣にいた…えっと、
長井永久だっけ?
びっくりするくらいイケメンだったな
418人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
佐野冬美(プロフ) - 名無し77245号さん» 分かりました!ありがとうございます! (2019年1月26日 13時) (レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
名無し77245号(プロフ) - 龍友くんのお話が読みたいです (2019年1月24日 21時) (レス) id: 1ff6d28c02 (このIDを非表示/違反報告)
佐野冬美(プロフ) - りなgさん» ありがとうございます!玲於くんで考えてみます! (2019年1月23日 18時) (レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
りなg(プロフ) - 律くんも幸せそうで良かったです!玲於くん推しなので玲於くんのお話が読めたらいーです! (2019年1月23日 18時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
佐野冬美(プロフ) - りなgさん» ご意見ありがとうございます〜!!分かりました!書きたいと思います! (2019年1月20日 17時) (レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:佐野冬美 | 作成日時:2018年12月5日 0時