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私は、足を止めた
玲於「とりあえずこっち向いて。ちゃんと話したい」
貴女「うん」
もう1回玲於に好きって言ってもいいかな？
貴女「私…玲於が好き。でも、茉莉ちゃんのこと好きって分かってる」
玲於「…」
貴女「応援しようって思った。でも、こんな気持ちじゃ応援できないから、だから…」
吹っ切るなら、今しかない
貴女「私のこと振ってほしい。吹っ切るから！玲於に迷惑とかかけないから…ちゃんと応援するか、ら…」
玲於「迷惑とか思ってない。俺は嬉しかった」
貴女「きもいとか思ってない？」
玲於「なんで？」
貴女「だって、玲於のこと好きって気持ちがあるのに、茉莉ちゃんとのこと応援しようとしてたんだよ？」
玲於「きもいとか思わないよ。さっきから言ってんじゃん、嬉しかったって。でも、俺は…」
貴女「うん」
玲於「茉莉が好きだから…ごめん」
貴女「…うん」
玲於「お前に避けられる方が嫌なんだけど」
貴女「…ごめん」
玲於「A！」
貴女「なに？」
玲於「ありがとな！」
玲於の手がいつものように頭の上に置かれた
その瞬間、溜まってたものが全て溢れてきた
貴女「…ぅ、っふぇ」
玲於「え！？な、泣くなよ！」
貴女「だってぇ、玲於がぁ…ちゃんと気持ち、聞いてくれた、から」
玲於「好きって言われて嬉しくないやつとかいんの？」
貴女「知らな…い」
玲於「そんなに泣いたら、目腫れるよ」
貴女「ん…ｽﾞﾋﾞ」
良かった、玲於に伝えられて
受け止めてくれたし
ちゃんと自分の気持ちも言ってくれた
スッキリしたかも
これで、吹っ切れた
貴女「玲於、ありがとう」
玲於「こちらこそ」
そして、家に帰る途中
輝くんと会った
貴女「輝くん…」
輝「何かあったの？泣いた？」
貴女「玲於に好きって言った」
輝「え？」
貴女「それで、ちゃんと振られてきた」
輝「A…」
貴女「スッキリした！これからは、しっかり応援できる！」
輝「A、おいで」
輝くんは腕を広げた
そして、笑顔で言ってくれた
輝「頑張ったね」
貴女「うん…やっぱ辛いもんは辛いよ」
輝くんの腕の中でたくさん涙を流した
今だけ、今だけでいいからまだ玲於のこと好きでいてもいいかな
泣き終わるまでは…
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佐野冬美(プロフ) - りなさん» 玲於くんをもっと鈍感にさせたいです！笑 (2018年10月18日 20時) (
レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - もどかしいー(笑)2人とも自分の事にると鈍すぎるー！どーなってくのかドキドキします(^^) (2018年10月18日 17時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
佐野冬美(プロフ) - りなさん» 今から少しずつ意識させていきます！ (2018年10月10日 14時) (レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 玲於くん告白してスッキリしたならよかった。そばに居て安心出来るか...、少しずつ意識始めてる (2018年10月10日 9時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
佐野冬美(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます！嬉しいです！ (2018年10月8日 18時) (レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐野冬美
| 作成日時：2018年9月14日 1時
