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茉莉「あー、負けたー。悔しい！」
貴女「あとちょっとだったもんね」
玲於「ま、でもまあまあ活躍してたんじゃない？」
茉莉「上から目線」
玲於「負けたご褒美になんか買ってやろうか？」
茉莉「嫌味！」
玲於「へへっ」
貴女「……」
七瀬「Aちゃん？」
貴女「なに？」
七瀬「なんか、顔怖いよ？」
貴女「え？」
七瀬「眉間にしわが寄ってる」
無意識だ
茉莉「Aちゃんも悔しかったからだよ！」
貴女「う、うん。もっとシュート決めてたら…」
玲於「俺の試合がまだあるから、そこで優勝してやるよ！」
そう意気込んでいた玲於
なんと決勝まで生き残った
そして、決勝残り3分
玲於たちがリードしている
玲於「よし、パス！」
七瀬「玲於、行けー！」
シュートを打とうとした玲於に相手チームの人がぶつかり
2人一緒に倒れてしまった
貴女「大丈夫かな」
茉莉「すぐ起き上がってるし大丈夫でしょ！」
ならいいんだけど…
玲於、足引きずってる気がする
試合が終わり、リードをしたまま玲於のチームが優勝した
玲於「いやぁ、俺さすが」
茉莉「はいはい、さすがだね」
七瀬「それを自分で言わなかったらかっこいいのに」
玲於「自分で言わないと、他に誰も言ってくれないじゃん？」
貴女「玲於、ちょっと来て」
私は玲於の手を引いて体育館を出た
玲於「なに、どうした？」
貴女「さっき倒れた時、足痛めたでしょ」
玲於「え、いや」
貴女「ずっと引きずってるの気づいてるんだからね」
玲於「…はい、正直痛いです」
貴女「保健室行くよ！とりあえず冷やさないと！」
玲於「にしても、よく気づいたな」
貴女「さすがに気づくよ」
玲於「隠してたつもりだったんだけど」
貴女「私にはバレバレだったね！」
玲於「茉莉も気づけよな」
貴女「茉莉ちゃん？」
玲於「全然周り見てない」
貴女「隠してるつもりだったんじゃないの？」
玲於「でも、Aは気づいたでしょ？」
貴女「玲於は茉莉ちゃんが好きなんだ」
玲於「は？」
自然と口から出た言葉に玲於が反応したと思って
玲於の顔を見ると
少しだけ顔が赤くなっていた
玲於「お前、絶対言うなよ！死んでも言うなよ！」
あ、ほんとに好きなんだ
玲於「ほんと俺のことよく分かってんな」
貴女「……妹だから？」
泣きたい気持ちになってるのはなんで？
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佐野冬美(プロフ) - りなさん» 玲於くんをもっと鈍感にさせたいです！笑 (2018年10月18日 20時) (
レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - もどかしいー(笑)2人とも自分の事にると鈍すぎるー！どーなってくのかドキドキします(^^) (2018年10月18日 17時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
佐野冬美(プロフ) - りなさん» 今から少しずつ意識させていきます！ (2018年10月10日 14時) (レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 玲於くん告白してスッキリしたならよかった。そばに居て安心出来るか...、少しずつ意識始めてる (2018年10月10日 9時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
佐野冬美(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます！嬉しいです！ (2018年10月8日 18時) (レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐野冬美
| 作成日時：2018年9月14日 1時
