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玲於「言っとくけど、熱の勢いとかじゃないからね?卒業まで待とうって思ってたけど」



貴女「佐野先…」



玲於「玲於」



貴女「…玲於」



玲於「お前がどんどん綺麗になってくから」



貴女「なってないですよ!」



玲於「なったよ」



ちゅっ



貴女「んっ、」



玲於「絶対一生大事にする」



貴女「…分かった、玲於が潰れるくらい抱きついてる」



玲於「…緊張が解けんならいくらでも抱きついてて」



貴女「…あ、あのほんとに痛くしないでくださいね?」



玲於「うん、約束する」



私は覚悟を決めた


玲於とはいつかこうなるとは思ってた

それがこんなに早いとは思わなかったけど


でも…玲於なら


目の前にある微笑んでる玲於を見ると

不思議と心が落ち着いた





























貴女「……」



私、大人になっちゃった



玲於「体痛くない?」



貴女「だ、大丈夫です!」



玲於「そっか」



貴女「…あの」



玲於「ん?なに?」



貴女「玲於…は、その」



玲於「なに」



貴女「ま、満足できたのかなって。私で」



玲於「え?満足しかないんだけど」



貴女「そ、そっか」



玲於「ごめん、無理させて」



貴女「いや、私こそ!玲於は熱なのに」



玲於「汗かいたから下がってるみたい」



貴女「んな!?」



汗かいたからって…



玲於「あー、くそ!卒業してないのに手出しちゃったよ…。Aが可愛すぎるから」



貴女「付き合ってる時点でえっちするもしないも関係ないんじゃ…」



玲於「たしかに。バレたらお互いやばいだろうけど!」



貴女「なんでそんなに軽いんですか!」



玲於「同居人が帰ってこなくて安心」



貴女「そうですね。帰ってきてたら、ほんとにやばかったですよ」



玲於「これからは健全なお付き合いを」



貴女「今さら遅い!」



玲於「ナイスツッコミ」



貴女「なんなんですか…もう」



玲於「兄貴にも内緒な」



貴女「…言えないです、こんなこと」



玲於「何かあったら俺が責任とる。いや、何もなくても責任とるから。一生俺から離れないでね」



貴女「こっちのセリフです!責任とってください!」



裕太「ただいまー!」



玲於「俺が先に出るから早く服着て!」



貴女「あ、はい!」



玲於「おかえり」



裕太「あれ、元気だね!彼女の看病が役に立った?」



玲於「まーね、いろんな意味で」



中務先生、ごめんなさい

大した看病してないです

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作者名:佐野冬美 | 作成日時:2018年8月11日 3時

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