【ＨＱ短編集】推しに推されて何が悪い

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＊続き


灰羽
「あー！Aだ！！何やってんの！？」
ひょこっと出てくる。吃驚して思わず飛び上がっちゃうAちゃん。
『り、りりリエーフ！？』
「あぶなっ…！」
Aちゃんが取り落とした浴衣をギリギリキャッチするあたり、夜久さんの指導の成果が出てるね！((

孤爪
「浴衣？」
『けｯｯんまさん！？！？』
全く気配しなかったんですけどぉお！？気付いたら普通に隣に並んでるし、いやもう忍かなにかですか？？((
「…夏祭り、行くんだ」
『エッ、あ、はい。友達に誘われてて…』
ちょっと考えたあとに、俺とも行かない？って誘ってくれる

黒尾
「これなんかどうですか、お嬢サン」
Aちゃんが迷ってる横から、黒尾さんチョイスの浴衣が入ってくる。
『えっ、黒尾さん…！？あ、良いですね！』
最初は吃驚するけど、すぐに新入りの浴衣が気に入っちゃって、即購入決定する(笑)Aちゃんのことは誰よりもよく見てる黒尾さんだからこその最適解

夜久
「お、A？」
『夜久さん！』
浴衣の前で唸っていたAちゃんを発見して近づいてくる。
『この浴衣とこっちの浴衣、どっちが良いと思いますか？』
「んー、俺はこっち派だけど…」
結局二人でうんうん唸ることになる(笑)

犬岡
「A！」
『わっ、犬岡！？』
ちょっと離れたところから呼んでくるけど、背ぇ高いからすぐ分かる。
「浴衣？Aが着るの？？」
『う、うん。でも迷っててさ…どっちが良いと思う？』
Aちゃんが躊躇いがちに訊くと、ちょっと首傾げて「どっちも似合うと思うけどな」とか言ってくれる

福永
「浴衣…」
Aちゃん見っけてからも、ボーッと眺めてる。ずっと浴衣の前で迷って立ち尽くしてるAちゃんのこと、(可愛い…)とか思ってる。
『んー…どうしよう。…え！福永さん！？い、居たんですか！』
「あ…うん。可愛いね」
もち浴衣のことじゃないよ？？

赤葦
「こんにちは」
『わっ、えｯ、こんにちは！』
外出先で偶々出くわしてもきちんと挨拶してくれる赤葦クンは偉い子です
「何してるの？」
『えと、浴衣、どっちにしようか迷ってて…』
「なるほど」
こくっと頷くと、Aちゃんのために一緒になって浴衣選んでくれる。

木兎
「A！！」
『！？！？』
遠くにいてもソッコー気付いて駆け寄ってくる。犬耳と尻尾が見えるのは幻か…？
『木兎さん！』
「何してんの〜？！」
休日に恋人に会えた喜びなのか、いつもより更にテンション高くなってる(呆)

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