【ＨＱ短編集】推しを推して何が悪い

＊ ページ41

＊続き

天童
「Aちゃん、もしかしてソレ、○○の△△っていうキャラ？？」
実は結構アニメ観てたりする天童に即バレする。
『えっ！！』
「あ、アタリー？すっごい人気だったよねぇあのキャラ。俺も好きだったもん」
にしても初恋がアニメキャラって可愛いネ！って言われて、Aちゃん赤面不可避。

川西
「あー…」
くっそなんか悔しいな(笑)って軽く苦笑い。でも、あとでAちゃんの表情とか思い出しちゃって、「なんであんな表情(かお)すんだよアイツ…」。自分には絶対向けてくれない、Aちゃんの照れた表情に虚しくなっちゃったり。

瀬見
「Aの初恋が誰であっても関係ねぇよ」
気にならないわけじゃない。でも伊達に白鳥沢の(セッター兼)ピンチサーバーやってないから、勝負心はめっちゃ強い。次の日からやたらと距離感近くなってて、Aちゃんがめちゃくちゃ混乱することに…

灰羽
「えぇえ！？A、好きな男(ヤツ)とかいんの！？」
『いやいやっ！好きな人じゃないし！てか聞いてたの？！』
遠慮なく乱入してくる。目ぇ見開いて勢いよく顔近づけてくるし、ある意味大事故起こってる(笑)←
「だよなぁー！ビビったぁマジでビビったー」
なんでアナタがビビってるんですかぁ？？

孤爪
「！」
何も言わない。でもちょっとだけショックを受ける。別にAちゃんに初恋の人がいたってことにショックを受けてるんじゃなくて、Aちゃんが初恋の人に浮かべた表情に吃驚してる。あんな綺麗な表情できるんだ…って、ゲームオーバーになったことも気づかずに魅入ってる

黒尾
「あ〜〜〜…」
なんなんでしょうねぇあの子は。ってぼやく。普段は木兎と同レベルにガキっぽいくせに…とか思ってる(おい)。たまにやたらと色っぽい表情をするから、目が離せなくなるんだ。
「こっちの気も知らないでさぁ」
取り合えず初恋の相手とやらには負けらんねーよな。

夜久
「ほんっっとズリィ…」
頭抱えて踞る。んで静かに悶えてる。初恋の話とか殆ど頭に入らなくて、ずっとAちゃんの顔に見惚れてたり。
「…あんなん惚れるだろ、フツー」
そこでハッとして「今初恋って言った！？」って慌ててて草←

犬岡
「…んんんん」
絶賛葛藤中☆初恋の相手誰か気になるけど、でもAちゃんのあの表情見れただけ良いかなってゆらゆら。もし犬耳生えてたらペタッてなってそうで可愛い
「…A、可愛いなぁ」
いや君も可愛い(真顔)


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