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総悟side
Aが死んでから、
俺は適当にやってきた剣術の
練習を真剣に取り組んでいた。
Aがこの世を去って
早12日。
まだ、あいつの笑い声が聞こえる気がする。
この国の大名、
川越藩藩主の娘が
どっかの男と婚礼を挙げるらしい。
まぁ俺には関係ない事、
だが、近藤さんが
「行列を見に行こう」
そう言った。
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国境まで来ている。
にしても凄い行列だ。
大名行列より長いかもしれない
姫の嫁ぎ先への豪華な婚礼道具、衣装を携え、
行列を整え入輿している。
「近藤さん立派なものですねェ。」
近藤「嗚呼、姫さまももうお嫁に行くのか。」
近藤さんは何故か号泣していた。
土方「近藤さんあんたは姫さまの親でもなんでもねぇだろ。なに親の気持ちになってんだ!」
近藤「だってぇ、だあってええ、、」
土方「あぁもういいっ!」
輿からこっちを見ている?!
Aっ!!
そんなわけないか、、
輿に乗っている女がAに似ている。
総悟「土方さんあの輿に乗ってる女Aに似ていやせんかィ。」
近藤「うっゔゔゔAちゃあああんっっ」
土方「うるせぇよ。近藤さん。少し似ているような気もするが、あれはAじゃねぇよ。」
総悟「………分かってまさァ、、、
もうAがこの世にいない事くらい…」
土方「総悟なんか言ったか?」
総悟「いえ、何にも言ってやせん。もう帰りませんかィ」
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椿(プロフ) - 有難うございます。更新はかなり遅いペースだと思いますがどうぞ宜しくお願いします! (2019年4月7日 0時) (レス) id: edb7f51625 (このIDを非表示/違反報告)
菫!щ(゜▽゜щ)(プロフ) - 面白いです!更新応援してます! (2018年11月30日 19時) (レス) id: 5ee93ef12b (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2018年7月5日 19時