18 ページ20
Asied
私は今、山代と共に父上のおられる表にむかっている
近藤様は今、客間にて相まっている
私は後悔している、自分の過ちを
なぜ、城から出てしまったのか…
沢山の方にご迷惑をおかけしてしまった
私は誇り高き武家の娘で、
それも、旗本や御家人、町人や百姓の上に立つもの
苦労も何も楽して生きてきた私がなんと哀れなことをしてしまったのだろう
山代「…めさま 姫さま!!」
「うわぁぁぁあ」
なんだ山代か
山代「なんとはしたない声を出されるんですか
姫さまらしゅうございませぬよ」
「すまぬ、少し気が抜けておった」
山代「珍しいことがあるのですね
いつもしっかりしている姫さまが…」
「父上に会うのは少々苦手でな」
ほんの3年前まではまだ徳川家光公が定めた参勤交代の制度があったが、アマントが襲来してから武家の世も変わってしまった。多くの大名は領地を失ってしまった…
この川越藩が御取潰し相ならなかったのも父上の要領が良かったからだ。
そんなお堅い父上は…
44人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
椿(プロフ) - 有難うございます。更新はかなり遅いペースだと思いますがどうぞ宜しくお願いします! (2019年4月7日 0時) (レス) id: edb7f51625 (このIDを非表示/違反報告)
菫!щ(゜▽゜щ)(プロフ) - 面白いです!更新応援してます! (2018年11月30日 19時) (レス) id: 5ee93ef12b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時:2018年7月5日 19時