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御簾中side
姫に想い人がおる、
そない思たんは、
単なる勘や。
女の勘とでも言うのかえ?
何やろな、
うちも分からへん、
まぁあと半月の辛抱え
あと少しで地球をでた
息子が帰ってくるのえ
うちも心を広くして
姫が試衛館に行くことを
許そう…
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母上と話をして試衛館に行くことの
お許しをもらった。
半年、毎日通っても良いと仰られた。
13で挙げるはずだった髪上げを
ひと月後に行うことになった。
ハツカネ
山代「姫さま初鉄漿をさせて頂きまする。」
「嗚呼、宜しく頼む、、、」
初鉄漿とは婚儀が決まると
歯を黒く染めることだ。
「はぁ…私は本当に嫁ぐのか。」
松江「姫さま…。」
山代「安心なさいませ、姫さま。姫さまには私達が着いておりまする!」
松江「そうにございます。」
「私にはかほどに心優しい者が付いてくれておる。幸せ者じゃ!」
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布団に入ってずっと考えておった。
あと半年で総悟殿や試衛館の者に
会えなくなるのか、、、
信じられん!
怖いのぉ
私はやっていけるのか
武家の妻として
御家を護れるのか?
あーもう!
考えたくない。
総悟殿に会いたい…
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椿(プロフ) - 有難うございます。更新はかなり遅いペースだと思いますがどうぞ宜しくお願いします! (2019年4月7日 0時) (レス) id: edb7f51625 (このIDを非表示/違反報告)
菫!щ(゜▽゜щ)(プロフ) - 面白いです!更新応援してます! (2018年11月30日 19時) (レス) id: 5ee93ef12b (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2018年7月5日 19時