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私は母上を説得させ無事、週に一度だけ試衛館に通える事になった。
山代「無念です。姫さまがこのような見窄らしい格好をなさるとは…」
私は試衛館に行くために稽古用の袴に着替えていた。
松江「山代さまそう言わずに薙刀術の鍛錬をしている時の袴に着替えては目立ってしまいますから、」
山代「何を言うのじゃ。姫さまがこの様な格好をなさると姫さまの格が落ちてしまうのだぞ!」
「はぁ山代、松江そろそろ行くぞ。」
山代「私は城に残っております。」
「わかった。今日はゆっくり休むが良い。行くぞ松江。」
松江「はい。姫さま。」
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試衛館に着き私は近藤様に挨拶をした。
「近藤様、その節はどうもありがとうございました。」
近藤「大したことはないよ。あっそうだAちゃんお殿様にお礼を言っといてくれないか。」
「父上に?はい承知いたしました。」
「近藤様、どうぞ御指南のもとよろしゅうお頼み申します。」
近藤「うん。よろしくね。俺に様とか付けなくて良いからね。それに話し方もそんなに堅苦しなくて良いからね。」
「はい。分かりました。近藤さん?」
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椿(プロフ) - 有難うございます。更新はかなり遅いペースだと思いますがどうぞ宜しくお願いします! (2019年4月7日 0時) (レス) id: edb7f51625 (このIDを非表示/違反報告)
菫!щ(゜▽゜щ)(プロフ) - 面白いです!更新応援してます! (2018年11月30日 19時) (レス) id: 5ee93ef12b (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2018年7月5日 19時