『仕事探し』 ページ2
ある年、俺は船大工になる事になった。
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『うへぇ……ここが"ウォーターセブン"……』
水の都ウォーターセブン。造船業で栄えた島。水の都というのに納得出来るほど水に包まれ美しい島だ。
『…まァ……追手も撒いたし大丈夫やろうけど……あんまりウロチョロするもんとちゃうなァ……』
キョロキョロと見て回っていると、突然後ろから声をかけられた。
「アンタ！危ねぇ！！」
『へ？』
パッと後ろを見ると、黒スーツに追われる金髪ゴーグル男がこちらに向かって走ってきている。
あまりに突然過ぎたから、俺はぶつかって水路に落ちてしまった。
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俺は能力者、悪魔の実の能力者なのだ。海は好きだが泳げない。
『しまっ……』
ﾄﾞﾎﾞﾝｯｯ……
『ｺﾞﾎﾞｯ……ｶﾞﾎﾞｯ！ｶﾞﾊﾞｯ！ｺﾞﾎﾞﾎﾞｯ！ｺﾞﾊﾞｯ…』
水路は思いの外深く、200cm越えの俺でも溺れるのには十分すぎる程の深さだった。
次第に目の前が霞み、『ああ、こうなる事なら…』と覚悟を決めたその時、
ﾊﾞｼｬｧﾝｯ！
水路から引き上げられ路上に倒れ込んだ。
『ｺﾞﾊｯ！ｩ"エッ……ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯ…』
水を吐き出して助けてくれた人がいるであろう方を見る。
「大丈夫か？」
その男はなんと鼻が長いではないか。
クリっと大きい目、長くて四角い鼻、深く被った帽子には『Galley』と書かれ、腰に彫刻刀らしき物をぶら下げている。
『お……おお、大丈夫……やけど…すんません、助けてもらって』
「なぁに！大丈夫じゃ！お前さんここじゃあ見ん顔じゃのう？旅行者か？」
『あ？え、っと……ここに住むことになって！仕事探しついでに見て回ってるんすよォ…あは、あはは……』
「おお！そうじゃったか！わしゃあカクって言う！お前さんは？」
『ぁ〜……えっと……ウ、ウラナダ・A…やけど……』
カク「ワシはガレーラカンパニーって造船会社に勤めとるんじゃ、今後関わるかも知らんから一応のう！」
カクと名乗ったその男は、「ガレーラカンパニー」という造船会社に勤めていると言う。
『へぇ……！船か…！ええなァ…俺もやってみたいけど…』
カク「お？じゃあ見学にでも来てみるか！」
『ええんですか？忙しいんとちゃうんですかね……』
カク「なぁに！大丈夫じゃ見学くらい！仕事探しにも丁度ええじゃろう！」
『あぁ〜……じゃあ行かせてもらいますわ…』
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これが事の始まり
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モカ - 凄く面白かったです‼更新も頑張ってください‼‼ (2022年8月15日 15時) (
レス) @page35 id: 68e38e087b (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 獅戸さん» 無理だったらごめんなさい；；更新がんばって下さいね！応援しますね！ (2021年9月11日 13時) (レス) id: 7d3fe1e696 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 獅戸さん» 一緒に合作しませんか？ (2021年9月11日 13時) (レス) id: 7d3fe1e696 (このIDを非表示/違反報告)
獅戸(プロフ) - 星猫さん» ジョジョ・呪術(アニメ勢)・ONEPIECE・マギ・はたらく細胞くらいですかね？知識が中途半端なのがありますけど複数のアニメより特定のアニメをじっくり見るタイプです！！！ (2021年9月11日 12時) (レス) id: 3ac1786402 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 獅戸さん» もう一つのｐｃを操作してます。 知ってるアニメは何ですか？ (2021年9月11日 12時) (レス) id: 7d3fe1e696 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：獅戸 | 作成日時：2021年9月10日 16時
