警備 ページ20
ク「早かったな」
鳥居をくぐり抜け、領域守護者達に近づき、前に立つ
ミ「急いで呼んだので！」
ミオが胸を張りながら答えた
それに頷いた後、真剣な顔になるよう意識をする
ク「お前達に集まってもらった理由は、モモンガ様からのご命令を伝えるためだ」
ツ「モモンガ様からのご命令ですか？」
ク「そうだ、ツバキ。内容は、全ての階層の警備レベルを一段階上げろとのことだ」
ツバキとは、5人の配下の最後の一人で社付近を守る領域守護者だ
ちなみに種族は
そのツバキが右手を顎に添えて唸る
ツ「しかし現在の警備以上のこととなると、至高の方々がこの第三階層をお造りになった際に最も重要だと申していました〈和の風景〉というものが崩れてしまうのでは？」
指摘され俺も考え込む
俺を創造してくださった白夜様もこの第三階層を作った一人であり、和の風景というものに最もこだわっていた事を俺は自らの耳で聞いたことがある
ク「確かにな...ならば、コヨミ」
コ「はい」
ク「お前の召喚して生み出した狐を鳥居を三本につき一体という順で配置していったらどうだと思う？五体だけ生み出して循環させ、狐越しに監視より強化にもなるし、景色も害さないと思うんだが」
コ「それですと、大量の狐を召喚しなければいけないので景色は害さないと思いますが、私の魔力の消費が酷くなってしまいます。なので、十五体だけ召喚するのはどうでしょう。それならば私も休むことなく続けることが出来ます」
十五体か...五体だけに比べればマシか
ク「分かった。それでいこう。他の者達はより隅々まで目を凝らしておけ。怪しいものは殺さずに捕え俺に伝えろ。まぁきっと、シャルティア辺りが先に捕まえそうだがな」
ミオが自身の両肩を持って大袈裟に震えた
ミ「シャルティア様の階層を抜けてきた者達だと僕達じゃ勝てないんじゃない？」
リオがうんうんと数回頷く
リ「ミオの言う通り。少なくとも僕達二人は負けるよね」
ク「もしそうなったら助けを求めろ。チームワークを活かせば勝てるかもしれんからな」
リ「了解です！」
俺は集まっているもの全員を眺めると空気を真剣なものにする為一つ手を叩いた
ク「モモンガ様が満足いただけるよう、全力で努力をするぞ！」
「「「はい！！」」」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 42人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カイルマ(プロフ) - とうふどんさん» いえ、万が一私の作品がパクリであった場合指摘するのは当たり前の事だと思うので大丈夫です！こちらも著作権など考えずすみません。指摘ありがとうございました (2019年11月11日 19時) (
レス) id: 236f2f52e9 (このIDを非表示/違反報告)
とうふどん(プロフ) - カイルマさん» 不快には思ってませんので大丈夫です。こちらこそ軽率な発言で傷つけるような言い方をしてしまい申し訳ありません。 (2019年11月11日 18時) (レス) id: fd53234af0 (このIDを非表示/違反報告)
とうふどん(プロフ) - カイルマさん» 題名を載せるのは著察権的に駄目だと思うので...他サイトでハーメルンにはオーバーロードの二次創作が多かったので、この小説が似ててちょっとアレ？ってなってしまいました。サイト知らないならパクリようがないですね。 (2019年11月11日 18時) (レス) id: fd53234af0 (このIDを非表示/違反報告)
カイルマ(プロフ) - とうふどんさん» 本当にそっくりならば一度題名を教えて欲しいです。一度ハーメルンという夢小説サイトを調べてみたのですが見つからなかったので、題名で調べてみたいと思いました。今回の件で不快な思いをさせてしまいすみません。どうかよろしくお願いします (2019年11月11日 17時) (レス) id: 236f2f52e9 (このIDを非表示/違反報告)
カイルマ(プロフ) - とうふどんさん» すみません。そのハーメルンというものを知らなくて...ですがパクリではありません。私はオーバーロードという物語が好きでその話の夢小説としてキャラを考えてこの話を書きました (2019年11月11日 17時) (レス) id: 236f2f52e9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：カイルマ | 作成日時：2018年8月29日 1時
