獅子の助言2 ページ43
「もし俺がお前らの立場だったら...まず、何とかして契約書を破る方法を考えるぜ」
それにグリムがでもあの契約書は無敵なんだゾ!?と言うと、呆れたため息が返ってきた
「その場限りのパフォーマンス...言っちゃえばハッタリの可能性だってあるじゃないスか」
確かに...その場さえ乗りきってしまえば、契約書は無敵だっていう固定概念に囚われて契約書を破ろうって考えるやつは少なくなる
魔力だって無限じゃないし、無敵の契約書なんて絶対に有り得るわけがない
つまり...どこかに必ず穴がある
海で双子に挑むより、こっちの方がまだ難易度は低そうだが、どうやらジャックは腑に落ちないらしく、反則くさいなと呟いていた
それにはラギー先輩に論破されていた
レオナ先輩は勝てばなんだっていいだろの精神らしいんだけど...この人、何も反省してないな...
まぁ全力を尽くすってのは好きだし、それ以外に方法も思いつかないからやるけど...
ジャックも納得したらしく、あと二日で破くチャンスを掴むぞとやる気だ
「じゃ、せいぜい頑張れよ一年坊主ども」
みんなで一致団結!っていう空気が流れる中、レオナ先輩はシレッと手を後ろ手に振って部屋に帰ろうとしていた
「えぇ!?あそこまでアオッといて協力はしてくれねーのか!?」
「なんで俺が。サービスでヒントは与えてやったろ。あとはテメェらで勝手にやれ。じゃあな」
「ってわけで、オレもここで。みんな頑張るんッスよ〜」
「は、薄情者〜!」
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カイルマ(プロフ) - あずささん» ほんとですか!!!ありがとうございます!!私も自分が考えたにも関わらず結構好きなキャラなので、そう言って貰えて嬉しいです!!これからもよろしくお願いします!!!! (2020年6月22日 16時) (レス) id: 236f2f52e9 (このIDを非表示/違反報告)
あずさ(プロフ) - ん"ん"チタくんめちゃくちゃ可愛くてすちです!更新頑張ってください、楽しみにしてます!! (2020年6月22日 4時) (レス) id: c43d6d3e45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カイルマ | 作成日時:2020年4月26日 4時