瞬殺 ページ39
ラギー先輩が腕を振り下ろすのと共に、ユニーク魔法を発動させ、一瞬で距離を詰める
俺のユニーク魔法の便利なところは対象を決めれば、わざわざユニーク魔法を唱えなくも、どんなものでも同時に速度を操る事が出来るところだ
所詮早く走ったり、素早く蹴ったりしてるだけだから、体力が切れたらそれまでだけど、これくらいなら大丈夫だろう
俺は相手の一人の前に一瞬で近づくと、飛び上がる速度を上げて一気に顔付近まで急上昇する
そして落下速度を遅くし空中に留まると、顔面に速度を上げた蹴りを入れた
だけど、残念ながら俺には早く走る為の筋肉はあるが、殴る蹴る等に適した筋肉は少ない
一度蹴っただけでは、ガタイのいい先輩を倒す事は出来ないため、一発だけじゃなく、連続で五発くらい打ち込む
すると流石にダメージがはいったのか、ゆっくりと後ろへ倒れた
「は、何が起こった！？」
「テメェ、いつの間に目の前に！？」
あ、ちなみに一通りの行動にかかった時間は数秒ってところです
だから先輩達には瞬きしたら俺が空中で蹴りを放った後のようなフォームでいて、仲間は顔を腫らして倒れて行ったって感じかな
勝敗がつくのが早すぎて面潰れとかかもしれないが、目で追えないそっちが悪いから許してくれ
落下速度を上げ、素早く地面に降りると、同様のやり方で次々と倒し、一分が立つ頃には先輩は全員地面にうずくまっていた
『これで、ユウくんはここにいてもいいですよね？』
振り返ってレオナ先輩を見ると、目を見開いて珍しく驚いた表情をしていた
「ちょ、チタくん。今の動きはなんなんッスか？」
『？...俺のユニーク魔法ですけど？』
「チタくんってユニーク魔法あったんッスか！？」
あれ、言ってなかったっけ...言ってなかったわ
一度レオナ先輩からラギー先輩を助ける時に使ったけど、その後のレオナ先輩オーバーブロット事件や、マジフト大会やらで説明する機会もなかったしな
ジャックも一度見たことあるのを思い出したのか、あぁと小さく呟いていた
『とにかく、これで勝負はついたも同然ですよね？』
「...少しでも騒がしくしやがったら三日経っていなくても即座に外に放り出す」
何とか宿泊許可を貰えてホッとする
ユウくん達の野宿は回避出来たけど、まだあの契約はどうにも出来ていない
何とかして契約を成立させないと...！
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カイルマ(プロフ) - あずささん» ほんとですか！！！ありがとうございます！！私も自分が考えたにも関わらず結構好きなキャラなので、そう言って貰えて嬉しいです！！これからもよろしくお願いします！！！！ (2020年6月22日 16時) (
レス) id: 236f2f52e9 (このIDを非表示/違反報告)
あずさ(プロフ) - ん"ん"チタくんめちゃくちゃ可愛くてすちです！更新頑張ってください、楽しみにしてます！！ (2020年6月22日 4時) (レス) id: c43d6d3e45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カイルマ | 作成日時：2020年4月26日 4時
