朦朧とした中での説得 ページ13
「斎田くん、ちゃんと休まないと!」
「そうだよ!そのままだと倒れるかも...!!」
「大丈夫、だから」
頑なに休もうとしない。斎田は何がそんなに嫌なんだ
ここはもう強行突破した方が早そうだな
俺は腕時計に付いている麻酔銃を斎田に向け、標準を定めて首にめがけて打つ
すると斎田は頭を後ろに倒して針を避けた
『なっ...!?』
麻酔銃を避けた!?どうして避けれたんだ!?
たまたま?いやバランスが崩れて前に倒れるならわかる。が、あいつは後ろに逸れて避けやがった。つまり針が飛んでくるとわかって意図して避けた
そういえば前にあいつがアルバイトをしている料理店に強盗が来た時の動き、あれも慣れてるやつの動きだった
なにもんなんだ...
ただ、さっきのはまぐれかもしれねぇ...もう一度試してみる価値はある
再び標準を斎田に定める。すると斎田が目線を俺に向けた
その瞬間___
『___...ッッ!?』
蛇が背中をはっていくような、そんな寒気がした気がした
斎田から感じたのは...殺気?
思わず固まる体。冷や汗が流れるが拭こうとは思わない
こいつはなんでこんな事が出来んだよ
「コナンくん?どうしたんだい?」
『え、な、何にもないよ』
「そうかい?ならいいけど」
世良に声をかけられてやっと体が動く
とりあえず、斎田については警戒しておく事に損はなさそうだな
斎田を見ると今だに説得にかかる蘭と園子に戸惑ってるようでうぅ...と小さく唸っていた
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カイルマ(プロフ) - 夕寝さん» 評価ありがとうございます!そう言ってもらえてとても嬉しいです!更新は私がネタを思いついたら書いていこうと思っているので待たせてしまうと思いますがこれからもよろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年8月15日 10時) (レス) id: 236f2f52e9 (このIDを非表示/違反報告)
夕寝 - 評価300票目、いただきました!なんといっても主人公かっこいいし、たまに感動シーンなんかもあって、面白いです!更新待ってます(^-^)/ (2019年8月13日 6時) (レス) id: d107631cec (このIDを非表示/違反報告)
カイルマ(プロフ) - 妹系長女さん» ありがとうございます!!!神小説だなんて。゚(゚^ω^゚)゚。これからもよろしくお願いします!!!! (2019年7月27日 16時) (レス) id: 236f2f52e9 (このIDを非表示/違反報告)
妹系長女 - やっぱり面白いですっこんな神小説に出会えて嬉しいですっ更新頑張って下さいっ (2019年7月25日 22時) (レス) id: 2d0849d162 (このIDを非表示/違反報告)
唯、今、デス - ありがとうございます、頑張ってください! (2019年7月15日 10時) (レス) id: fbe2f2b326 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カイルマ | 作成日時:2019年6月14日 20時