◇ ページ17
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ、
HRが終われば、文化祭の準備が始まる。
文化祭まであと2週間。
それまではずっと放課後は準備にあてる
でも、みんなと協力して準備するのは楽しくて、高校生らしくて。
この時間を一つ一つ大切にしたいなぁって思う。
山田「Aー、ここ赤にする？」
『うん！赤がいい』
山田「了解！絵の具の水、変えてくるわ」
『あ、私も行くよ！』
山田「サンキュ」
山田くんとは、あれから今までと変わらず話してる
それは山田くんが私が話しやすいようにしてくれてるから。
山田くんの優しさに、私は甘えてるんだ
ガチャ、と捻ったら水が飛び散った
『つめたっ』
山田「ふは、バカだ、笑」
『…。笑ったな？！』
山田「え？」
えーい！と、水をかけたら思いのほか髪の毛にかかる
あ…かけすぎた……。
山田「ちょっ……おま…A！」
『……キャ〜〜』
山田「何すんだコノヤロ」
『やめて！ごめん！ごめんて！謝るから！落ち着いてーーーー！』
山田くんが、水をかける手を辞めてくれない。
山田「Aが先にやったんだからな？」
『…もーー！びしょびしょじゃん』
山田「お互い様笑」
くだらなくて、山田くんと顔を見合わせて笑っていたら
「よかった」って小さく呟いた
『…？』
山田「最近、Aの笑ってる所見てなかった気がしたから。」
『…え…』
山田「やっーーと、笑った」
『…』
山田「これでこそ松本A！
やっぱりAには笑顔がいちばん似合う」
『山田くん…ありがとう、優しいね』
山田「好きな人には笑ってて欲しいだけだよ」
『……』
すきな、ひと……。
かぁ。
山田「あは、ごめん困らせちゃったね」
『ううん、ありがとう』
このまま、甘えてていいんだろうか
山田「文化祭、頑張ろうね」
『…うん！』
でも山田くんの笑顔を見ていたら不思議と安心してしまうんだ
山田「そろそろ戻ろっか。
…だいぶ濡れちゃったね笑」
『ほんと、どうしよう。笑』
水いっぱいの筆洗を持ち上げて教室に向かおうとしたとき、
.
目の前には、体操着姿の
_________雅紀先輩
と、こっちを見て困った顔をした櫻井先輩がいた。
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さら☆(プロフ) - お久しぶりです！こちらは、これでお話完結でしたでしょうか？また相葉先輩に会えたら嬉しいです！（泣） (2019年9月5日 2時) (
レス) id: 2ea785f477 (このIDを非表示/違反報告)
さら☆(プロフ) - 番外編もニヤニヤして読んでしまいました★続きを楽しみにしていますね(*^^*)こんな素敵な先輩とお兄さんが居たら、どんなに幸せな青春だったのだろう…☆主人公ちゃんが羨ましいです！ (2019年2月19日 1時) (レス) id: 2ea785f477 (このIDを非表示/違反報告)
えり(プロフ) - わーー(＞＜)すごいところで(＞＜)もう続きが気になってソワソワしてます(＞＜) (2018年12月29日 20時) (レス) id: faf246fb32 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - コメさん» コメさん、コメント頂きありがとうございます(;_;)相葉ちゃんかわいいですよね(;_;)。これからも頑張ります、ありがとうございます！ (2018年12月21日 20時) (レス) id: 8630c905a0 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - さら☆さん» さらさん、コメント頂きありがとうございます(;_;)二人揃って鈍感で大変ですね、笑。大好きなお話のひとつなんて、、嬉しい限りです(;_;)ありがとうございます！ (2018年12月21日 20時) (レス) id: 8630c905a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ruru | 作成日時：2018年8月7日 22時
