50話 ページ4
kn side
特に予定もなくやることも無くだらだらと過ごす夏休み。
8月に入れば合宿があったり生徒会の集まりも何回かあったり遊ぶ予定もいっぱい詰めているのだが7月中は暇で仕方ない。
さすがに暇すぎる。何かいい案はないかと探して1つ思いついた。
思いついたのならば即行動。出掛ける支度を済ませ家を出る。目指すはAの家。
昔はよく暇な時とかは家に行って遊んだりしたものだ。突然やってきても仕方ないなと許してくれる彼女の優しさに甘えていた所はあったのかもしれないが。
おばさんやおじさん…Aのご両親も暖かく迎え入れてくれて優しくしてくれた。懐かしく、俺にとっては数少ない暖かい出来事。大切な思い出だ。
昔の事を思い出しながら歩いていればあっという間に目的地へ着いてしまった。
行き慣れたこの道も小さかったあの頃と比べればまた違って見えるのかもしれない。
チャイムを鳴らしAを待つ。
しかしいくら待っても出てくる気配はなく不思議に思う。
さすがに寝ている事はないだろう。もしかして出掛けているのだろうか。
突然来たのだからそれもおかしくはないのだが。
とりあえず連絡してみようと連絡をしてみれば用事があって出掛けているとの事。しかもいつ帰れるか分からないらしい。
相手の用事も確認せず突然来てしまったからしょうがないのだが少し寂しい。なんて。
せっかく外に出たのにこのまま家に帰るのもなんか嫌だ。
ならばあいつの家にでも行ってみるか。どうせ暇やろ。
でもまた外出中だなんて事が起こっても嫌なので歩きながら電話をかけてみる。
kn「もしもし？大先生〜」
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玲麻(プロフ) - 天神さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2022年2月23日 17時) (
レス) id: e3640241f7 (このIDを非表示/違反報告)
天神 - wrwrdのみんながかわいくて面白いです！これからも頑張ってください！ (2022年2月16日 22時) (レス) @page4 id: e6b77afed7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲麻 | 作成日時：2022年2月11日 13時
