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治療を終え、入院はしなくていいとの事なので屋敷へ戻る





食事を共にすることにも、ある程度の会話をすることにも慣れてきた






「師範、明日の任務は―…っっごめんなさいっ」






しかし、お風呂上がりの髪の毛を下ろした師範はいつまでも見慣れない






目を逸らして勢いよく瞑る






冨「明日の任務も一緒だが…何か疑問が?」







「いえ、、なんでもありませんでした」







かなり動揺している私を不思議に思ったのか、師範の手がこちらに伸びてきた






パシッ






……あ…






咄嗟に手を叩いてしまった







冨「…すまない。吃驚したよな」








師範は見たことの無い表情で誤り、ふいっと違う方を向いた






あぁ、またやってしまった







「…ち、違います!い、、いえ、吃驚はしましたけど!!お話があります!!」






久しぶりに大きな声を出した






…なんだか、ものすごく気持ちが焦っていて、余裕が無い






ずっと黙っているはずだったが







男性である師範に『男性恐怖症』であることを明かした







冨「…そうか。何も気づけなくて悪かったな」







「いえ、…気づかれたくなかったので」






冨「大丈夫なのか?」





「…?」






冨「鬼殺隊は男の方が多いだろう」






師範は、寝具を準備しながらそう言う






「…大丈夫です」






…きっと







大丈夫なはず







冨「事が起きる前に助けることは無理かもしれない。何かあったら報告しろ」







師範は、鋭い口調ながらも優しい言葉をかけてくれる








…私はこの短期間で、その言葉に何度救われたことか






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八→←六



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(プロフ) - Regulusさん» ありがとうございます!そのお言葉を励みに頑張ります! (2020年4月6日 21時) (レス) id: d4c7c3b2e9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - にゃんこさん» ありがとうございます(TT)ほわほわ感出すの苦手だったので嬉しいです! (2020年4月6日 21時) (レス) id: d4c7c3b2e9 (このIDを非表示/違反報告)
Regulus(プロフ) - 続き楽しみに待ってます!更新頑張ってください(*≧∀≦*) (2020年4月6日 11時) (レス) id: 9c91fd3a1d (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ - なんかこのお話読んでるとほわほわしますねぇ。親目線でこのお話読んでしまいます(笑)うふふふ← (2020年4月6日 0時) (レス) id: e646d1c815 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 夢世_yumese_さん» ご報告ありがとうございます!外しました^^ (2020年3月21日 13時) (レス) id: d4c7c3b2e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年3月21日 0時

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