私を見て【冨岡義勇】

十三 ページ14

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…本当にいいのだろうか





断るのさえ怖かったから着いていくことしか出来ない






暫く歩いていると、到着したのはやはり立派な御屋敷だった





柱の凄さを身に染みる…






実「全部勝手に使えェ。…あいつの継子の面倒なんか見てる暇ねぇからよォ」





…わぁ、、ほんとに先生って嫌われてるんだ






私は屋敷の中に足を踏み入れ、廊下を歩く






…勝手に使えって言われましても、、どこにこの荷物を置けと…？






実「ほとんど空き部屋だァ」





「…」






まぁ、この大きな屋敷に1人で住んでいるんだ






空き部屋ばかりでも仕方ない





私はなんとなく、目の前の扉を開けた






そこはカラッとしていて、しっかり空き部屋だった






…使っていない割には、綺麗だ






実は几帳面だったりするのだろうか






なんて考えながら荷物を置き、畳の上に座った





「………」





流れでここまで来てしまったけれど






1ヶ月間…あの御方とどうすごせばいいのでしょう






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