器用貧乏の七手 ページ11
「あぁ、ごめんごめん
怖がらせてしまったね
はい、それじゃぁその千空って子の場所に連れ行ってくれないかな？」
そう言ってどうぞ縛ってくださいと言わんばかりに両手を差し出す
驚いた顔をするコハクにAは優しく語りかけた
「ほら、僕って言っちゃぁなんだけど
不審者でよそ者でとにかく信用なんて微塵も無いだろう？
だから縄で縛れば多少なれど大丈夫かなぁと」
と言うAに素直に従うコハク
縛り付けたあと、手綱を握り千空達のいる場所へ向かう
他愛もない話をしながら千空達のいる場所へ向かう
少し歩くと千空達のいる場所に辿り着いた
(＿＿＿＿＿っ!!?
んだよコレ、なんで･････
こんなに･････)
「千空！」
「おーコハク
随分遅かったじゃねえか
お前にしてはめずら＿＿＿＿＿」
「っ･････やっほー」
コハクの呼び掛けに振り返る千空
彼の目には白髪の人間が写った
Aは千空と目が合うとヒラヒラと
「久しぶりだね千空くん」
「お前は＿＿＿＿＿
いや、それより
お前は司帝国の仲間か」
「つかさ？
悪いけど僕はそのつかさって人知らないし
僕は石化がとけてからずっと一人だけど？」
「ゲンと全く同じ言い回ししやがる
ククッ
久しいなあ
お前の名前聞いてもいいか」
「A
僕の名前は鈴木Aだ
現状に、ついて詳しく話が聞きたい」
そう言って千空に近づこうとするとコハクがAの首元に短刀のようなものを当てる
「A
君はいつ縛ってあった縄を断ち切った？」
「ひみつ
と言いたいところだけど貸した羽織を見ればわかると思うよ」
そう言ってコハクが羽織っている羽織をヒラリと揺らめかせる
中を見たコハク一同は息を飲む
尋常ではないほどの仕込みが施されている羽織
小さなメスのようなもの、針、血糊袋、竹の水筒etc＿＿＿＿＿
Aはホラと、手首のところからメスのようなものをだした
「君が縛ってもいいと言ったのだぞ！」
「君を安心させる一時的な虚言＿＿＿＿＿かな？」
それにと、周りを見渡すA
「コハクちゃん一人だったらいいかなって思ったのだけど
護衛みたいな人が二人もいたらねぇ」
そう言ってコハクの腕の中からスルリと抜け千空と目を合わす
千空は赤銅色の光のない瞳から目線をそらしゲンを見る
「ゲン
司帝国にAは居たか」
「ジーマーで俺＿＿＿＿＿」
番外編※時間軸とか諸々変です、推しの誕生日は祝うべし。本編とは別なのでなかなか注意です、無理と思った方はUターンを……→←イメ画【いろはにー】さん※注意
ラッキーカラー
あずきいろ
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木天蓼(プロフ) - みつほさん» ありがとうございます！最近忙しく更新が遅れていますが今後とも何卒よろしくお願いしますね (2020年6月9日 0時) (
レス) id: ff97788898 (このIDを非表示/違反報告)
みつほ(プロフ) - おもしろいです！ワクワクしちゃいます！楽しみにしてますね！ (2020年4月30日 22時) (レス) id: 0b64c54677 (このIDを非表示/違反報告)
木天蓼(プロフ) - アンちゃんさん» ありがとうございます！気長に待っていて下さい！ (2020年2月19日 1時) (レス) id: ff97788898 (このIDを非表示/違反報告)
アンちゃん(プロフ) - 続き楽しみに待ってます!! (2020年2月18日 21時) (レス) id: ed87f9c1d8 (このIDを非表示/違反報告)
木天蓼(プロフ) - harumiさん» ありがとうございます！もう、そう言われちゃうと頑張るしかないですね！更新を出来るだけ早くするように善処しますね！ (2020年1月2日 2時) (レス) id: ff97788898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木天蓼 | 作成日時：2019年11月21日 0時
