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重岡side
あの日から四日経った。
あっちからは何も言ってこうへんし、
俺も勇気がない。
わかってる、Aが神ちゃんが好きなのは。
もともと気づいてた。
Aは、神ちゃん、神ちゃん、やった。
俺のことは振り向いてくれへんかったもん。
今までみたいに戻りたいねん、俺は。
でも最近、邪魔者が現れた。
近藤夏七海。
どうやら、俺が好きらしい。
俺は興味無いねん。
でも、あの日、キスされて。
それをAが見てたのは知ってる。
泣いてたのも知ってる。
それは、Aの親友の 齋藤から聞いた。
なんで泣いてたんやろ？
齋藤に聞いたら、
自分で考えろやって言われた。
まさか…、脈アリ？
ないないない。
ありえへん。
どうせAは今頃神ちゃんといちゃいちゃしとるんや。
多分。笑
流「しげ、最近元気ないやん」
「流星、」
流「お前、Aちゃんとなんかあったやろ？」
「…なんでわかるねん」
流「お前ら最近仲悪ない？」
「…おん」
流「何があったか話してみ、」
全部言った。
流「…ほー、辛いなぁ、」
「わかってくれる？」
流「しげになったらわかる。」
「…ほんま、なんやねん。もう、」
流「女子って分からへんねんなぁ」
「それ俺も思う」
流「んー、しげから言わんとやっぱあかんやろ？男の根性見せたらんと、」
「…せやな、」
流「頑張ってみ！」
「ありがと、流星」
流「おん」
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作者名：有岡 ばな~なｯ!! | 作成日時：2017年3月29日 17時
