10.海 ページ9
A「凄い!」
左馬刻「普通だろ。」
A「え、凄くないですか?」
海に着いて感動したけどやっぱ秋だから寒くてくしゃみをしたら碧棺さんが上着を着せてくれた。
左馬刻「一郎が昔チラッと言ってたが身体弱いのか?」
A「今は大丈夫ですけど中学生ぐらいまでは身体が本当弱くて入退院繰り返してて…」
左馬刻「…。」
A「だからあんまり家族全員との思い出とか無いんです。今も兄弟で遠出とかした事無くて。」
物心着いた時には病院生活が長くて退院しても私が無理しないようにって何処にも行けなかった。だから遠出するのも楽しくて仕方無い。
左馬刻「…俺で良かったらお前の行きたい場所何処でも連れてってやる。」
A「え?」
左馬刻「俺はお前の兄弟じゃねぇ。でも楽しい思い出ぐらい俺相手でも出来るだろ?」
A「碧棺さんって思ったより優しいですよね。」
左馬刻「思ったよりって何だよ。」
お兄ちゃんが碧棺さん達とチームを組んでた時いっぱい碧棺さんの話を聞いた。
チームが解散した時沢山碧棺さんの悪い事聞いてたけどお兄ちゃんが言ってたよりもずっとお兄ちゃんみたいに優しい人で一緒に居て凄い安心する。
初めて好きになった人がこの人で良かったって思った。
ーーーーーーーーーーーーーー
評価45票、お気に入り登録175人ありがとうございます!!凄いびっくりしてしまいました!!
227人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:サラサ | 作成日時:2019年2月7日 15時