7.怒 ページ6
A「〜♪」
遥菜「ちょっとちょっと、奥様。あのAさんが鼻歌歌いながらスマホ見てますわよ。」
莉夢「好きぴっぴにメールしてるのかしら。」
遥菜「まぁ！好きぴっぴに！」
A「…うるさいなぁ。」
今は昼休み中、お弁当を食べ終わり碧棺さんとメールのやり取りをしてると莉夢と遥菜が奥様ごっこ(？)しながら此方を見て来る。
遥菜「で！好きな人どんな人？この学校？」
莉夢「3年のサッカー部のキャプテンとか？」
遥菜「隣のクラスの狩野くんとか？」
男子達-二郎「「「(誰なんだ…)」」」
A「此処の学校の人じゃないよ。」
何でその人を候補に上げたんだ。まず此処の学校の人なら話し掛けに行ってるし…
遥菜「おや、男子達が明らかに落ち込みましたねー」ｺｿｯ
莉夢「まぁ当たり前だけど二郎以外Aの事狙ってたもんねー」ｺｿｯ
A「何話してるの？」
遥菜「此方の話！」
ﾊﾞﾝｯ!!!
A「びっくりした…何？」
二郎「お前が好きないちごミルクやるから教えろ。」
A「そもそもさ、好きな人を二郎が知ってどうするの？」
周り-二郎「「「(確かに。)」」」
二郎「そ、それは…」
A「答えられないなら教えない。」
お弁当を片付けていちごミルクの分のお金を二郎に渡して図書室に向かう。
A「お兄ちゃん使って探り入れたら分かってるよね？」
周り-莉夢、遥菜、二郎「「「(こ、怖…)」」」
莉夢「後で謝っときなよ。」
遥菜「まぁ妹に構いたくなるのは分かるけどね。」
二郎「はぁぁ…」
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作者名：サラサ | 作成日時：2019年2月7日 15時
