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14.譲り合い ページ13

左馬刻「良いからお前は其方で寝ろ。」

A「嫌です!左馬刻さんがベッドで寝て下さい!」


寝る時間になって何方が何処で寝るかでかれこれ10分ぐらい言い合いしてる。

私は客だし、それに掛け布団があれば私は床でも寝れる。


A「床でも全然寝れるので私は此処で!」


此処から動かないって意志を見せようと左馬刻さんが恐らく自分用に持って来てた掛け布団を広げて床に寝転ぶ。

すると左馬刻さんが電気を消したからベッドの方に行くんだと思ってたら掛け布団に入って来て寝転んできた。


A「な、ななな何してるんですか!」

左馬刻「あ?何方もベッド行く気ねぇならこうするしかねぇだろ。」

A「隣に来る意味は無いかと…」

左馬刻「それは俺の自由だろ。掛け布団これしかねぇし。」

A「…。」


流石に恥ずかしい。電気は消えてるし顔が赤いのはバレてないと思うから左馬刻さんに背を向けて寝る体制に入る。

掛け布団が1枚しか無いからかなり近い。これ、左馬刻さんに心臓の音聞こえてないかな?


左馬刻「なぁ。」

A「は、はい。」

左馬刻「明日は何処行きたいとかあるか?」

A「え?んー、それじゃあ水族館とか…?」

左馬刻「何で疑問形なんだよ。」


今日何回左馬刻さんにつっこまれてるんだろ…(5回です)

頭ポンポンってされて「んじゃ、水族館にすっか。」って言われたけどもしかして子供扱いされてるとか…?

まぁ25歳の人からしたら17歳とかただのガキだよね…


A「左馬刻さん、おやすみなさい。」

左馬刻「おう、おやすみ。」

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作者名:サラサ | 作成日時:2019年2月7日 15時

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