Misunderstanding 2

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｢｢もし、しげがずっと隣におってくれたら、、｣｣


なんて、



思わず口を覆いたくなる

そんな簡単に口にしていいことじゃない

向こうが私に好意を持ってる事をいい事に


生半可な事を言おうとしてしまった





現実的にのんちゃんとあった複雑な事。

心的にはもう荒みきってて

忘れたいのに忘れられないことだらけ



のんちゃんとずっと一緒にいた

学生生活の中で

まっすぐ、真剣な目で


｢俺やったら絶対小瀧が相手でも関係ないけどな｣


って言ってくれた人今までにいた？



いつだって周りは｢小瀧くん、小瀧くん｣


1日だってその名前を耳にしないことはなかった


告白しても｢小瀧にはかなわない｣とか

関係ない事を言われて。


挙句の果てには見たくもない事を見て


今も引きずってる






やっぱり桃寧ちゃんの言ってたとうり

振り切ってしまった方が楽になるのかな





ぐるぐる色んなことを巡らせてしまう




二日酔いの頭にはしんどい



｢あ゛ー！肉食お肉！｣






＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿






重｢駅まで送るわ｣



｢ん。｣


｢ありがとうございました｣っと元気の良い店員さんに
お見送りされ

店前でグダグダする


時刻はもう23時前で

結局お酒一滴も飲まずに

ずっと話を聞いてくれた


しかもほんとに全部奢り。





｢何から何まで申し訳ないね｣


重｢何がやねん｣



｢いや、話も聞いてもらったし
焼き肉も奢りだし｣


重｢ええねんええねん
俺が強制的に連れてきたようなもんやし｣




ポリポリと頭を掻きながら照れてる

会社で見るしげと

こうやって個人的に会うしげとは違わないはずなのに

何だか変に心を開いてしまうのがわかる









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