西 の 生 徒 会 。 2

76 生徒会？？ ページ31

小瀧side



｢え！？A帰ってしもうたん？？｣





桐｢しげと一緒にでてったで｣






トイレから帰ってきて
びっくり。

さっきまであったAの荷物がない

ついでにしげのも


やりおったなしげ。

俺を置いてAと一緒に帰ったか







｢もーー、しげに先越された｣



藤｢なんか、望がトイレ行くタイミング待ってたみたいやけどな｣


神｢Aも意外とノリノリやったし｣




｢それ見てなんも言わんかったん？
流星も神ちゃんも！｣





無理矢理でも止めて欲しかったわ

なんて顰め顔で言うものの

2人は｢止める言うてもすぐでてったし｣
っと言う


俺やったら追いかけ回してでも止めたけどなっ！




濱｢でてったん5分前ぐらいやしまだ校内おるんちゃう？？｣



｢ほんまに！？｣


中｢追いかけるんやったら
ついでにこれ職位室前に置いてきてや｣




｢え、もう、流星もきて！｣




淳太が指さした
ファイルを流星に持たせて

荷物をまとめて生徒会室を出る




走りたい気も満々やけど

マイペースな流星を連れてきてしまって

なかなか急ぐことが出来ない









藤｢望急ぎすぎやって｣

｢急がな学校出てまうやん｣


藤｢もうしげの事やから急いで出てると思うで？｣






その言葉を聞いたとたんピタリっと足が止まる

確かにありえる。

わざわざ俺がトイレ行ってるタイミング出でたし




｢んー、、｣



藤｢そんな拗ねなや｣


｢逆になんで流星は拗ねへんのっ｣


藤｢俺もう高校生やで？そんな子供みたいにあからさまにださへん｣






｢はよ、職員室いくで｣っと言い
反対方向に歩き出す


なんやねん子供みたいにって

俺かて高校生や

てか高校生もまだ子供やし



A今頃しげと帰ってんのかな

しげ変なことしてへんやろうな





藤｢げっ｣


前を歩いていた
流星が変な声を出して
立ち止まる









小｢.......最悪や｣









職員室前でたむろうのは

3年の先輩方

よく俺らに｢いつ遊んでくれんの？｣っと甘ったるい言葉で話しかけてくる人ら

最近は話しかけられへんようにできるだけ

避けてたつもりやのに

このタイミングで会うとは







2人して顔を顰めていると

向こうも気づいたのか

こちらに向かってくる

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