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二重丸の男は慌てふためいながら紙を取りだし
文字を書き連ねていった______
___俺が質問をし、状況をまとめてみると
この体の持ち主は目の前にいるこの怪しい男、
いわゆる お師さん と呼ばれている者に呼吸を教わり
最終選別を受け終わったあと、高熱が続きほぼ息絶えていたのだという
お師さんは 死 が近づいていると悟り_____
最期を見守っていたところ、、、
何事も無かったように起き上がったことに
ものすごく驚いているらしい_。
ちなみに、俺は2000年生まれの大学生だったのだが
どうやら本編には出てきていないサブキャラの__
____名前も決められていないであろう人に
転生してきたようだ_____。
お師さん「……?(どうしてこのような事を聞いてくるのか不思議に思っている)」
な、なんだ??この男の考えていることがわかるような気がする……
『え、えっと、、実は記憶が曖昧で今までのことが思い出せないんです』
お師さん「…!(なるほど、死地を越えた反動で記憶が無くなったのかな)」
お師さん「……(…俺との今までも忘れてしまったのだろうか??)」シュン
……くっ、顔が見えないのに、、、
感情が読み取れるのは何でだ!?
呼吸か!?呼吸なのか!?呼吸は万能なのか!?
そういえばこの体の持ち主は何の呼吸を扱っていたのだろうか?
お師さんに聞こうと顔を上げると______
書生姿だったお師さんがいつのまにか学帽を被り、
隊服の上に黒いトレンチコートを着て
さぁ行くぞ!!とでも言いたげなジェスチャーをしていた__。
ちょっと待て色々と突っ込ませろ!?
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作者名:愛織 | 作成日時:2021年9月8日 20時