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2人の合わせ技

『ひとだま幻想曲(ファンタジア)』が完璧に決まった!

辺りを砂埃が包んだ。

ワンフレンド「倒したのかワン…?」

コマさん「まだ良く見えないズラ…」

しかし、あれほどの技を喰らっておいて平気でいられるはずがない。

2人ともそう思っていた。

少しずつ砂埃が晴れていく。

そこには、

まだおぼろ入道が立っていた。

ワンフレンド「ッ…!?」

コマさん「効いてないズラ!?」

いや、おそらく効いてはいるのだと思う。

その証拠に、少しフラフラしているようだった。

しかし、ここから追撃できるほどの体力は、もう2人に残されていなかった。

おぼろ入道が手を振り上げる

コマさん「ワンフレンド…このままじゃ…」

ワンフレンド「分かってる…でも…」

だめだ。

そんな言葉が脳裏をよぎる。

おぼろ入道の手が、自分たちに振り下ろされる。

それと同時、

闇夜に輝く満月を背景に、大きな羽を羽ばたかせ、何かが大空を舞う。

それは赤い光を纏い、一気におぼろ入道へと飛んでいく。

?「はっ!」

その赤い光は真っ赤に燃え盛る炎に変わり、おぼろ入道を瞬く間に包み込んだ。

おぼろ入道「おぉぉぉぼぉぉぉろぉぉぉお!!」

おぼろ入道は苦しそうに声を上げると、消えていった。

ワンフレンド「あ、アイツ…何者ワン…?」

ワンフレンドは、自分たちの少し上を飛ぶ少女を見た。

よく見ると、彼女の右目は赤い光を放っている。

赤い光を放つ目…ワンフレンドはどこかでそれを見た事があった気がした。

それがどこだったかは分からない。

彼女は、静かに飛び去ろうとする。

ワンフレンド「あ…待って!君、どこかで会った事ないかワン!?」

そう聞くと、彼女は止まってこちらを振り返る。

その時、

右腕にチラリと妖怪ウォッチが巻かれているのが見えた。

ワンフレンド「…!?それ、妖怪ウォッチ…」

ワンフレンドがそう言った途端、彼女は逃げるように飛び去ってしまった。

するとそれからしばらく後

A『あ、あのさ…』

聞き覚えのある声を聞いて振り返ると、

遥か遠くに飛ばされたはずのAがいた。

ワンフレンド「え…」

ウィスパー「Aさん!?どうしてここに!?」

A『それが分からなくて…飛ばされて気絶して…目が覚めたらここに戻ってて…自分でも訳わかんないの…』

そんな話を遮るようにどこからともなく

キュウビ「アーッハッハッハ!いい気味だねェ!」

と、キュウビの声が聞こえた。

謎の少女。→←・



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(プロフ) - イルカさん» 本当?!見てみる!! (7月12日 17時) (レス) id: 085c45e992 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - 夢さん» 『なんか妖怪』さんが10周年記念に映画作ってた!めちゃくちゃ面白かったから機会があったら見てみ!最高だった! (7月12日 16時) (レス) @page14 id: b093c7cd53 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 10周年…早いなぁ…めでたいめでたい! (7月11日 22時) (レス) @page14 id: 085c45e992 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - 妖怪ウォッチ、10周年おめでとうー!! (7月11日 22時) (レス) id: b093c7cd53 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - イルカさん» うん!楽しみにしてるー! (7月6日 17時) (レス) id: 085c45e992 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イルカ | 作成日時:2023年6月29日 20時

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