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ウィスパー「まったく、コマさんは怖がりですね…そんな調子だからキュウビにバカにされてしまうんですよ。」
ウィスパーの言葉は辛辣すぎるとも思えるが、核心をついていた。
コマさんはと言うと、その言葉を受けてぐすぐすといいながら俯いていた。
私は、そんなコマさんの手を引いて先に進む。
穴から落ちたり(?)針金を登ったり(!?)していく内に、ネクラマテングに遭遇した。
A『邪魔だあぁぁぁぁーっ!!』←
自分でブッ飛ばす。
もうAさんだけでいいんじゃないかな。by作者
だめです。byA
なんやかんやあって、やっとの思いで3階に到達する。
そして、しばらく進んでいると
コマさん「な、なあ…」
コマさんが震えた声で呼ぶ。
コマさん「誰かがオラたちを見てるズラよ…」
私たちは辺りを見渡す。
しかし、怪しい影は見当たらなかった。
A『何も感じないけど…』
ウィスパー「コマさんは怖がりですね〜。ほーら、何もいないじゃないですか。」
おかしいズラ…とまだ不安そうなコマさんを横目に、私たちは進んでいく。
私たちはここにしばらくいたことにより、この状況に慣れてしまっていた。
だから、完全に油断していた。そのせいで気付けなかったのだ。
私たちを見つめる大きな大きな影があった事に。
そんな事も気にせず私たちは、外の見える開けた場所に来た。
そこには、あのキツネの妖怪、キュウビがいた。
コマさん「み、見つけたズラ!」
ワンフレンド「ここにいたワンか…キュウビ!」
ワンフレンドは、嫌悪の眼差しでキュウビを睨みつける。
キュウビ「これはこれは、弱虫で泣き虫のコマさんじゃありませんか。」
ムカつくコイツ!by作者
キュウビ「それにそちらのキミは、彼をエスコートしてあげていたのかい?何にしても、よくここまで来たね。褒めてあげるよ。」
お前が呼んだんじゃんか…
なんて思っていると
キュウビ「で?キミたちは僕に何の用だい?」
A『…どうしてフラワーロードの人たちを危険な目に遭わせるの?タタリなんてよくないよ。』
私がそう問うと、
キュウビ「失礼だねェ…これだからお子様は困るよ。」
何が起きてるのかも分かってないくせに、笑っちゃうよねと煽りよる。
キュウビ「せっかくこの僕が悪者の住処に案内してやったのにさぁ!」
キュウビがそう言った途端、また辺りがぐらぐらと揺れる。
A『な、何っ!?』
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夢(プロフ) - イルカさん» 本当?!見てみる!! (7月12日 17時) (レス) id: 085c45e992 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - 夢さん» 『なんか妖怪』さんが10周年記念に映画作ってた!めちゃくちゃ面白かったから機会があったら見てみ!最高だった! (7月12日 16時) (レス) @page14 id: b093c7cd53 (このIDを非表示/違反報告)
夢(プロフ) - 10周年…早いなぁ…めでたいめでたい! (7月11日 22時) (レス) @page14 id: 085c45e992 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - 妖怪ウォッチ、10周年おめでとうー!! (7月11日 22時) (レス) id: b093c7cd53 (このIDを非表示/違反報告)
夢(プロフ) - イルカさん» うん!楽しみにしてるー! (7月6日 17時) (レス) id: 085c45e992 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イルカ | 作成日時:2023年6月29日 20時