お兄ちゃんは俺足でした！

Ｍ day番外編！ ページ43

今回は、宮っち誕生日という事で、番外編やりまっす！


設定としては、15歳のAとそのお兄ちゃんの宮っち(血は繋がってない。)という感じで！


ーーーー

宮「起きろー。A〜？」





優しい声で、私を起こしてくれているのは大切なお兄ちゃんです。



血は繋がっていない、という事で私は養子で宮田家に引き取られたのです。




宮「ほら、起き上がって。朝ごはん作ったから。」



私たちは二人暮らし。理由は親の海外への移動。




今日は土曜。こんなにはやく起きたのには、これから二人で遊園地へ行く事になったからです！



私「んぬぅ…はよー。」



宮「おはよ。」



相変わらず優しすぎる性格で、誰もを魅了していくお兄ちゃん。



でも私、不思議とお兄ちゃんを取られたくない。って思っちゃうことがあって。




『恋』とか言われるけど、相手はお兄ちゃん。…血が繋がってないことを除けば。



家族の方の、愛なんだろう。…って。





朝ごはん食べて、遊園地へ行くために駅まで自転車で競走。




って言っても、お兄ちゃんがいつも手加減してくれるから私が勝ってばっかり。




今日も私が競走に勝って、駅の電車に乗りこんだ。



宮「どこの席がいい？」


私「ここ！」


私が指さしたのは、ボックス席の隣にある、二人だけの席。



ここなら、お兄ちゃんの隣に女の人が来ることもなi…って、何考えてんだ自分っ！



独占しちゃダメだよっ。



でも、やっぱりやだ。お兄ちゃんと二人で乗る。



お兄ちゃんの隣に座って、特に何をするわけでも無いのに、それで満足。




ー




私、やっぱり縛り付けてないかな？お兄ちゃんのこと。


私に聞いてばっかりで、ホントはもっと自分のやりたいことあるんじゃないかな？とかホントは思ってる。


ニコニコしてて、辛くないかな。



って。たまーにはお姉さんぶってみたいなぁ。



そう思っても、やっぱり頼ってしまう私。




結局は俊兄の肩に頭を乗せて、寝てしまった。

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