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しばらく泣いて、顔を上げた。
思ったよりスッキリして、太輔を見上げる表情は笑顔だった。
藤「…ん、可愛い」
北「…やめろっ///」
一応学校だし、と太輔を小突いた。
ふわっ、と俺から離れた腕。
外の空気の冷たさが、俺にひんやりと伝わってきた。
藤「さて、と。」
藤「北山のお願いを俺は聞いた。
…だから今度は、俺のお願い聞いて。」
…俺の肩にぽん、と手を置いた藤ヶ谷は、ゆっくりと俺に近づいた。
そして、ほんの一瞬。
触れた唇。
北「…は…?」
藤「んへ。可愛い北山が悪い。
と、言うことで、帰りましょっ!」
…き、す…?
学校の中で…?
北「バカっ、誰かに見られてたらっ…!」
藤「見られてないからやったんでしょ〜」
はぁ、と大きなため息をついて、面倒くさそうなフリをしたが、内心ドキドキして、一瞬触れた唇でさえ、ジンジンと熱かった。
まあいっか、なんて許しちゃう俺も甘い。
****
二「北、山…先輩っ…?」
遠くで、二階堂が見てるってことを知らずに。
**
玉「…やっぱ、付き合ってたわ…
あーあ。
近寄らなければ、北山も良かったのに…
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地獄に落としてやる」
そして、玉ちゃんの計画も、着々と進んでいることに。
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なこ - こんにちは。この小説を読んだものです。藤ヶ谷くんと北山くんに没頭してしまいました。玉森くんと二階堂くんの三角関係がどうなるのか楽しみです!作者の人物構成がとても面白いですね〜!楽しみに待ってます!応援してます。 (2022年3月13日 10時) (レス) @page38 id: 794528905b (このIDを非表示/違反報告)
藤北ラブ(プロフ) - 続きが読みたいです! (2021年8月24日 0時) (レス) id: 2f93b320f2 (このIDを非表示/違反報告)
藤北ラブ(プロフ) - 続きが見たいです! (2019年11月17日 1時) (レス) id: 2f93b320f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:玉森海叶 | 作成日時:2019年1月5日 18時