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Yside


あれから太輔から連絡を貰っていない。

北山くんは、合間を縫って太輔の学校の周りを探したりはしているが見つからない。

北山くんから昔聞いた話は、なんとも残酷だったことを覚えている。


横「大丈夫かな、」


俺には出来ることをいっぱいやっているが、これ以上は…


そう思いながら、買い物にでも行こうと立ち上がった。


そして、部屋を開けようとしたその時だった。


「助けてっ…!!!」


ざわざわと、胸騒ぎがした。



━━━━━━━━━━━━━━━━
Tside


玉「ガヤさーん!」


北山の嘘の話を話した次の日、俺はまたいつものようにお昼に屋上に来ていた。


藤「玉、あのさ。」


開口一番でガヤさんが外を眺めながら俺に話しかけた。


真剣っぽい。


藤「…放課後、またここ来てくれる?」

チラリ、と俺の方を見たガヤさん。


ふふ、待ってたよ、この展開。


決心が着いた?


北山は最低、玉は被害者。


ガヤさんのイメージはこうだろう。


そして昨日した告白。

全てが良い方向に行っている。


玉「…うん、分かった。」


いつも通りのトーンで返した。

今日でついにENDを迎えそうだね。


ねぇ、ガヤさん、俺にどんなことを言うの?


「やっぱり玉だけだ」

「玉を守りたい」

「玉、愛してる」


どれでもいいなぁ

どんな言葉でも、俺はいいよ


藤「…。」




玉「…」

ガヤさんの不安そうな目付きに、少し胸騒ぎがした。


「北山が」

やめろ

「北山を」

違う

「北山は」

俺の計算にはそんなの乗ってない

「北山が好き」

うるさい、うるさいうるさいうるさい



違う、絶対にッ…!!!

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なこ - こんにちは。この小説を読んだものです。藤ヶ谷くんと北山くんに没頭してしまいました。玉森くんと二階堂くんの三角関係がどうなるのか楽しみです!作者の人物構成がとても面白いですね〜!楽しみに待ってます!応援してます。 (2022年3月13日 10時) (レス) @page38 id: 794528905b (このIDを非表示/違反報告)
藤北ラブ(プロフ) - 続きが読みたいです! (2021年8月24日 0時) (レス) id: 2f93b320f2 (このIDを非表示/違反報告)
藤北ラブ(プロフ) - 続きが見たいです! (2019年11月17日 1時) (レス) id: 2f93b320f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:玉森海叶 | 作成日時:2019年1月5日 18時

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