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藤「じゃあ俺買ってくるから2人ともここで待ってて」



玉「分かった」




藤ヶ谷は微笑みながら出て行った。



玉「北山、最近授業来なかったらしいけど、どこにいたの?」



北「へ?」



玉「…」



ちらっと見る玉ちゃん。



その目にゾワゾワっと寒さが走った。



玉「教室にも来なかったじゃん」



北「…保健室でサボってた」



玉「でも最近は教室来てるよね?」



北「し、心機一転ってやつ…?」


玉「へぇ



ガヤさんにキスしてもらって心機一転したんだ。」






…はっ?






頭が真っ白になっていく。



さあっと塗りつぶされてくような感覚。




北「…」




玉「北山、よくバレてないと思ってたよね


あんな堂々と廊下のど真ん中で抱きしめてキスって…」



北「…玉ちゃん…?」



玉「邪魔なんだよ、北山」




玉ちゃんは俺を睨みつけた。




玉「はは、その目、嫌いじゃないよ」



目が笑ってない。


蛇に睨まれた蛙のように、呼吸することすら忘れてしまいそうで。


玉「俺の邪魔ばっかり…」


玉「ねぇ、北山」



玉ちゃんの顔が目の前にくる。



薔薇の棘。

その目は、トラウマと重なる。



玉「俺、好きな人傷つけちゃうタイプなんだよね。

こう、束縛して?切りつけて?」



北「…はぁ?」



玉「俺、好きな人の血、見てたいなぁ…?」



北「…お前…!」



玉「ねーぇー、この写真、拡散していーい?」




玉ちゃんは、あの日の保健室の帰り道の写真を見せてきた。




玉「男同志の禁断の恋?

ガヤさんの家族ってどう思うのかなぁ?

北山の家族ってどう思うのかなぁ?

学校の生活ってどうなるのかなぁ?







…人生、終わるね?」




楽しそうに笑う玉ちゃん。



好きな人を傷つける?


人生おわらせる?


写真を流す?



この際俺はどうでもいい



ただ


好きな人を傷つける



その行動だけが、俺の怒りを爆発させた。






北「お前ふざけんなよ!!!!」




がたっ、と机が音を立てた。



玉ちゃんの胸ぐらを掴むと、俺は勢いよく立ち上がった。

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作者名:玉森海叶 | 作成日時:2019年1月5日 18時

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