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洋服を持って、部屋を出た。
丁度戻ってきたのは、たんまみーやの2人。
廊下ですれ違って、手を振ると
宮「楽しんでねー」
と、返された。
玉「ガヤさんふぁいとぉっ!」
玉は頬を真っ赤に染めながら、拳を高く突き上げた。
藤「ありがとー」
藤ヶ谷も玉にガッツポーズのように返す。
何の話かな、と首を傾げる。
仕事の話、かな
玉「みやたぁ、のむぞぉっ!!!」
宮「うん、まずお水飲んで落ち着こ?」
そんな声が廊下に響きながら、俺と藤ヶ谷は風呂へ向かった。
****
北「露天か、内風呂…」
看板には、女風呂を除いた3種類が。
『露天風呂 サウナ
貸切風呂(内風呂)
男風呂(内風呂) サウナ』
と書かれた看板を、藤ヶ谷と肩を並べて眺める。
藤「内風呂の方がいいでしょ」
北「夜は寒いしな」
藤「万が一のこともあるし」
北「あぁ、肌寒いし、転ぶかもしれないから?」
藤「いや、声とか聞こえたら嫌だし、北山、辛くない?」
…ん?
これは話噛み合ってるのか?
北「と、とりあえず、内風呂いこっか」
貸切風呂と、普通の男風呂2種類。
俺は男風呂に手をかけたが、藤ヶ谷は貸切風呂に手をかけた。
はて、とまた首を傾げた。
北「そっちサウナ無いよね?」
藤「え、でもそっち鍵ついてなくない?」
…
北「え、藤ヶ谷風呂何しに来たの?」
藤「何って…
え、っ、ち?」
…はっ?!
北「え、待てよ、俺はただサウナとか…」
藤「嫌なの?」
北「いや…って訳ではない…けど……っちょ?!」
普通の男風呂にかけられてた手を掴まれて、貸切風呂の中へと。
そして、俺の背後でカチャリとなった鍵を合図に、藤ヶ谷の目は狼に変わった。
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わたたいLOVE(プロフ) - ここからですいません 七匹の捨て猫のパスワード良ければ教えていただえないでしょうか? (2019年6月12日 21時) (レス) id: c070367bc2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:玉森海叶 | 作成日時:2018年12月8日 8時