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北「最高ー!!」
玉「みんなで風呂って最後っていつ入ったっけ?(笑)」
横「全然覚えてないね(笑)」
露天風呂だけあって寒かったが、お風呂入ったら心機一転。
体に染み渡ってくるあったかさ。
北「気持ちいいね!」
二「お、おう…」
ニカが俺から目を逸らした。
北「ニカまさか逆上せたかー?」
グイグイ近寄ってくと、
藤「北山、あっちにサウナあるぞ」
と、言われて、そっちの方を振り返った。
北「行く!!!」
俺は全てのことを忘れ、サウナへと一直線で行った。
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二階堂side
温泉旅行でみんなで風呂に入ることになった。
ミツのことが気になって仕方ない。
つい移してしまう視線を何とか抑えようと必死だった。
…なのに。
北「気持ちいいね!」
って、俺に微笑みかけてきて
下を向いて赤い顔を隠そうとした。
北「二階堂まさか逆上せたかー?」
顔を覗き込もうとするミツ。
そしたらガヤさんが、
藤「北山、あっちにサウナあるぞ」
って、呼び止めた。
ミツは目をキラキラさせながら、サウナに一直線に向かってった。
『ガチャンッ』
すると、お湯がザバっと音を立てた。
横「俺サウナ行こっと」
玉「じゃあ俺シャワ〜」
宮 千「「俺も」」
みんな湯船から上がってって、俺とガヤさんだけ残された。
自分もシャワーに行こうかと思ったが、生憎の3席のみ。
満席だった。
藤「ニカーっ」
ガヤさんは、俺の方へとスイスイと進んできた。
藤「景色もいいね〜」
二「だねー…」
藤「ニカさっき顔真っ赤だったけど?」
二「それは…」
そこまで言って、黙り込んでしまった。
藤「まあ、話したくないならいいけどさ」
ガヤさんの横顔を見て、本音を言ってもいいかな、と息を吸い込んだ。
二「今ミツへの気持ち諦めようと必死なんだけどさ。
…諦めきれないや(笑)」
するとガヤさんはクスクスと笑った。
藤「望むところです(笑)」
藤「さて、と…俺サウナ行こうかなー」
二「待って、俺も行く!!」
諦めきれなかったとしても、二人の間に割り込むことは出来ないと思う。
だって、ミツの大好きな笑顔は、ガヤさんしか作れないものだから…
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わたたいLOVE(プロフ) - ここからですいません 七匹の捨て猫のパスワード良ければ教えていただえないでしょうか? (2019年6月12日 21時) (レス) id: c070367bc2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:玉森海叶 | 作成日時:2018年12月8日 8時