お兄ちゃんの代わり。3

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心臓のバクバクは止まらない中、藤ヶ谷さんに指導されながら、振り付けは続いていく。





周りの皆さんも飽きてきたのか、自分たちの活動を始めた。







藤「蒼真さ」








私「ん？」









振り付け(腕組んでる時)途中に、急に止まった藤ヶ谷さん。








藤「背、縮んだ？」








私「…ま、まさか！そんなことねぇよ…」









そうかー？なんて言いながら、また再開した藤ヶ谷さん。









危なかった…。









…









…









藤「そう！大体覚えたじゃん！
ふふ、蒼真覚えるの早くない？」









私「…はは、ありがと」









藤「もう１回振り付け確認して、完璧だったら今日は終了でいっか。」








力強く頷いたら、ダンスレッスンスタジオの扉が、ガチャっと音を立てて開いた。








マネ「蒼真、ちょっと来て〜！」









私「はい！分かりました…！」









玉「マネージャー、そろそろ帰らせてよ…」









私が出ていこうとしたら、そう言った玉森さん。









マネ「蒼真と話してからだから、待ってて。」









二「何の話ー？」









マネ「なんと、蒼真ね…！




ドラマのオファーが来ました！！！」









…え？








……え？









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